楽天モバイルの申込手順で必ず選択しないといけないSIMカードの種類。
最強プランの申し込みステップでは、
- nanoSIM
- eSIM
この2つから選べます。
ここで種類を間違えてしまうと、あとでSIMカードの交換を申請しなくてはならず、再発行を待たなくてはいけません(再発行手数料は2020年10月より無料化)。
結論からいえば、「nanoSIM」を選んで問題ありません。ほとんどのスマホはeSIMに対応していないためです。
ただ、iPhoneはnanoSIMもeSIMもどちらも使えるため、iPhoneで申し込む際は悩んでしまいます。
この記事では、nanoSIMにしておくべき理由と、eSIMがどんな場合におすすめかを紹介していきます。
この記事の目次
楽天モバイルはnanoSIMとeSIMどっち?それぞれのメリット・デメリット
楽天モバイルの申し込みステップで選べるSIMタイプは「nanoSIM」「eSIM」の2つ。
現状eSIMに対応しているのはiPhoneと、AndroidだとGalaxyやGoogle Pixelしかないので、ほとんどの方はnanoSIMで問題ありません。
ほとんどの方はnanoSIMを選べばOK
まず、ほとんどの方はnanoSIMで問題ありません。
というか、eSIMが必要な方をチェックして、必要ないなと感じたらnanoSIMでOKです。
eSIMと比較したとき、nanoSIMを選ぶデメリットは次の2点しかありません。
- SIMカードの到着を待たないといけない
- スマホからSIMカードを抜き差ししないといけない
eSIM対応スマホが少ない現状では、上記2点のデメリットは当たり前と思って申し込むしかありません。
iPhoneで楽天モバイルに乗り換える場合でも、eSIMだと機種変更する際に再発行手続きをしないといけないので、nanoSIMで充分です。
また、楽天モバイルはマルチSIM対応なので、microサイズを使っているスマホでも、そのまま使えます。
nanoSIMが必要な方
- ほとんどの方はnanoSIMでOK
- iPhoneの方も基本的にはnanoSIM
- eSIMが必要ない方
eSIMが必要な方
まず、そもそもeSIMとはスマホに最初から組み込んであるSIMカードを使う仕組みです。
SIMカードの抜き差しをしなくていいので、申し込んだ後すぐ乗り換えできますし、機種変更の際もSIMカードの入れ替えが必要ありません。
現状、eSIMはiPhone XS・iPhone XR・iPhone 11など新しい機種で使えます。
eSIMを使うメリット
- SIMカードの到着を待つ必要がない
- QRコードを読み込むだけで使える
- 申し込みから最短5分で開通できる
- 1台で2つの携帯会社が使える
eSIMを使うデメリット
- スマホがeSIMに対応してないと使えない
- 機種変更する場合再発行手続きが必要(手数料は無料)
iPhoneだとeSIMが使えるので、例えばドコモで使っていたとしても、ドコモを解約することなく楽天モバイルを新規契約できます。
乗り換える場合も、例えばauから楽天モバイルにeSIMを使って乗り換えるなら、SIMカードの差し替えが必要ありません。
申し込んだ後すぐ楽天モバイルが使えるようになりますし、解約したauのSIMカードはiPhoneから取り出すだけで良いのです。
また、AIで本人確認できるeKYCというシステムを使えば、最短5分で乗り換えが完了します。
eKYCとは、手元のスマホでそのままできる本人確認のことで、本人確認書類と顔写真を撮影することで完了する仕組みのこと。
ネットで本人確認が完了するので、SIMカードを必要としないeSIMであれば申し込み後すぐに使えるようになります。
これまでは、eSIMを使っている限り、再発行するたびに3,300円の手数料が必要でした。
ただ、現在は再発行手数料が無料のため、何の追加費用もなくすぐ再発行可能です。
楽天モバイルでeSIMを使うメリットが、より大きくなりました。
楽天モバイルはマルチSIM対応だからnanoSIMでも3種類分使える
そもそも、楽天モバイルは「マルチSIM」といって、標準サイズ・nanoサイズ・microサイズの3サイズに対応しています。
スマホに対応しているサイズに沿って、台紙から切り取れば大丈夫です。
日本で多く使われているiPhoneはnanoSIM。1番小さいサイズで、台紙からそのまま切り取れば使えます。
切り取るといっても、手で簡単に取り外しできるので少し押せば台紙から切り離せます。
ここで、簡単にSIMカードのサイズについて紹介します。ちなみに、サイズが違うからといって、性能に違いはありません。
あくまで、スマホがどのサイズに対応しているかだけです。
標準SIM
サイズが25mm×15ミリのSIMカードを標準SIMといいます。
標準SIMは主にガラケー・iPhone 3G / 3GS・初期の3G対応のスマートフォンで使用されていたSIMカードです。
今ではほとんど使われなくなっています。
microSIM
サイズが15mm×12ミリのSIMカードをmicroSIMといいます。
microSIMはiPhone 4 / 4S・3~4年ほど前のAndroid端末で主流に使われていました。
現在では、一部のAndroidスマホがmicroサイズに対応しています。
nanoSIM
サイズが12.3mm×8.8ミリのSIMカードをnanoSIMといいます。nanoSIMはiPhone5以降で採用されています。
2014年から主流化してきているSIMカードで、今のスマホはほとんどがこのnanoSIMです。
SIMカードを間違えたらどうすればいいの?
これまでは、再発行手続きをする場合、再発行手数料として3,300円が必要でした。
しかし、2020年10月より無料化されたため、現在では無料で再発行が可能です。
もしSIMカードを間違えてしまった場合や交換したい場合でも、安心して再発行できます。
ただ、交換の申し込みをしてSIMカードが到着するまで日数もかかってしまうので、申し込む際は間違えないようにしましょう。
楽天モバイルのSIMタイプ選び方まとめ
以上、楽天モバイル「最強プラン」に申し込む際、nanoSIMとeSIMのどちらを選べばいいか解説しました。
まとめ
- 基本的にnanoSIMでOK
- すぐに使いたい方はeSIMがおすすめ
- eSIMはSIMカードの到着を待つ必要がなかったりSIMの差し替えが必要ないメリットがある
- 再発行手数料は無料
私は現在、楽天モバイルはiPhoneでeSIM、AndroidスマホでnanoSIM、楽天ミニでeSIMの3台運用しています。
SIMカード抜き差しの手間がない分、eSIMは便利なんですよね。お試し利用にも最適ですし。
eSIMの再発行手数料が無料になったので、iPhoneの方はeSIMを使うのがおすすめです。
eSIM未対応スマホの方は、nanoSIMを選びましょう。特に通信速度も変わりないですし、性能はどちらも同じです!
最強プランで通信無制限
縛り期間・解約金なし