
- 今使っているドコモから楽天モバイルに乗り換えたい
- でも乗り換えって難しそうで、なかなか手を付けられない…
- 設定周りも難しそうで面倒くさそう…
いざドコモから楽天モバイルに乗り換えようと思っても、「何からやればいいかわからない!」という理由で、乗り換えにつまづいている方も多いです。
ドコモからなら電話番号を変えずに乗り換えできますし、乗り換え作業は手順通りにやれば難しくなく時間もかかりません。
私自身も実際に乗り換えてますが、こんなに簡単だったんだと驚くほどでした。
その経験をもとに、この記事では以下の3つを紹介していきます。
- ドコモからの乗り換え手順(MNP)
- 楽天モバイルの初期設定方法
- 乗り換える際の注意点
この記事の目次
ドコモから楽天モバイルに乗り換える方法
ドコモから楽天モバイル「UN-LIMIT V」に乗り換える方法は次の5ステップで完了します。
ドコモから楽天モバイルへのMNP手順
- スマホのSIMロックを解除する
- ドコモのMNP予約番号を入手する
- 楽天モバイルに申し込む
- 開通手続き
- APN設定を行う
ドコモで使っている電話番号を変えずにそのまま乗り換える方は、上記の手順だけで手続きが完了します。
ドコモのiPhoneは楽天モバイルで使える?
まず、楽天モバイル「UN-LIMIT V」でiPhoneは公式による動作保証がなされていません。
使えるには使えるのですが、サポート外なので自己責任となります。
UN-LIMIT×iPhoneの注意点
- かけ放題が使えない
- APN設定が別途必要
- 対応iPhoneが少ない
楽天モバイルで対応している、ドコモのiPhoneは下記の通りです。
- iPhone XR
- iPhone XS
- iPhone XS Max
- iPhone11
- iPhone11 Pro
- iPhone11 Pro Max
- iPhone SE2
また、通常なら最後の設定であるAPN設定は自動完了しますが、iPhoneは未対応です。
手動設定なので「APN設定手順を徹底解説」の記事を参考に進めていきましょう。
ドコモのAndroidスマホは楽天モバイルで使える?
ドコモのAndroidスマホも、対応している機種はまだまだ一部です。
「Rakuten UN-LIMIT V」が使えるスマホは次のとおり。
UN-LIMIT対応スマホ
- AQUOS zero SH-M10
- AQUOS R2 compact SH-M09
- AQUOS sense2 SH-M08
- AQUOS sense plus SH-M07
- AQUOS R compact SH-M06
- AQUOS sense lite SH-M05
- AQUOS sense3 plus
- AQUOS sense3 lite
- arrows RX
- Galaxy S10
- Galaxy A7
- Galaxy Note10+
- Xperia Ace
- HUAWEI nova5T
- HUAWEI P30 lite
- HUAWEI nova lite 3
- Rakuten Mini
- OPPO A5 2020
- OPPO Reno A 128GB
- Reno 10x Zoom
- AX7
- R17 Pro
- Find X
ここに載っていないスマホも使えますが、iPhoneと同じく通話かけ放題が使えなかったりAPN設定が手動です。
APN設定は「APN設定手順を徹底解説」の記事を参考に進めていきましょう。
STEP1.ドコモのスマホをSIMロック解除する
まずは、今ドコモで使っているスマホのSIMロックを解除しましょう。
ドコモでスマホを購入した場合、ドコモ以外でスマホを使えないようにする「SIMロック」がかかっています。
楽天モバイルでも使えるようにするには、そのロックを解除しないといけません。その手続きが「SIMロック解除」です。
SIMロック解除されたスマホは、SIMフリースマホとなります。
また、メーカーで直接購入したスマホにはSIMロックはかかっていません。例えば、Appleで購入したiPhoneは最初からSIMフリーです。
SIMロックを解除して、ドコモのスマホをSIMフリーにするには、下記条件をクリアする必要があります。
- 2015年5月以降に発売されたスマホ
- スマホの購入から100日以上経っていること
この2つの条件をクリアしていないと、SIMロックを解除してSIMフリーにすることはできないのです。
それでは、ドコモのスマホをSIMロック解除する方法を紹介します。
ドコモのスマホをSIMロック解除する方法
- ドコモのマイページから行う(24時間対応・無料)
- ドコモから151に電話する(9時~20時・3,000円)
- ドコモの店舗で手続きする(店舗営業時間内・3,000円)
電話や直接店舗に行ってSIMロック解除もできますが、その場合3,000円の手数料がかかってしまいます。
なので、SIMロック解除はマイページから行うようにしましょう。
- iPhoneのIMEI番号を確認する
・「*#06#」と電話する
・「設定」アプリから「一般」→「情報」で確認 - 「My docomo」にアクセス
- 左上のメニューから「サービス一覧」を選択
- SIMロック解除の項目にある「パソコン」を選択
- ステップ1で確認したIMEI番号を入力
- 「SIMロック解除を申込む」と「SIMロック解除の注意事項に同意する」をチェック
- 「手続きを完了する」を選択
料金延滞がある場合SIMロック解除できない
ドコモの料金未払いなど、料金滞納がある場合SIMロック解除できません。
その場合は先に支払いを済ませるか、乗り換えせずに新規電話番号を取得して契約しましょう。
STEP2.ドコモのMNP予約番号を入手する
SIMロック解除が終わったら、次はドコモの「MNP予約番号」を入手しましょう。
電話番号を変えずに楽天モバイルに乗り換える場合、MNP予約番号を取得することは必須の手続きです。
今ドコモで使っている電話番号を変えずに、楽天モバイルに乗り換えるために必要な番号のことです。
ドコモに問い合わせると発行してもらうことができます。
- マイページ「My docomo」から手続き(9時~21時30分)
- ドコモから151へ電話する(9時~20時)
- ドコモショップにいく
MNP予約番号はドコモショップでも手に入りますが、本人確認書類を持っていかないといけない上、待ち時間も長く面倒です。
電話かマイページから取得しましょう。マイページ「My docomo」でも取得できます。
ログイン後「携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)」からMNP予約番号を発行できます。
マイページから手続きすると、「MNP予約番号」と「予約番号の有効期限」が確認できるので控えておきましょう。
MNP予約番号の有効期限は取得してから15日間。
楽天モバイルに申し込む際に有効期限は10日以上残っている必要があるので、取得後5日以内に申し込みしましょう。
例えば、3月10日にMNP予約番号を発行した場合は有効期限は3月24日となります。
楽天モバイルに乗り換える際は有効期限の残りが10日以上必要なので、この場合だと3月14日までに楽天モバイルの申込をしないといけません。
なお、ドコモの契約は楽天モバイルに切り替えしたタイミングで解約になるので、後は楽天モバイルの契約を進めるだけで大丈夫です。
ドコモの名義と楽天モバイルの名義は一緒にしておこう
ドコモの名義と、これから申し込む楽天モバイルの名義は一緒にしておきましょう。
ドコモの契約者名義と楽天モバイルの契約者名義が違うと、乗り換えで申し込みできません。
ファミリー割を使っている場合に多いのですが、奥さんの使っている回線の名義が旦那さんの名義だった場合、楽天モバイルも旦那さんの名義で申し込む必要があります。
奥さん名義で楽天モバイルに乗り換える場合は、ドコモの名義も奥さんに変更しないといけないのです。
乗り換えが終わったらドコモは自動解約
ちなみに、ドコモは別途解約する必要はありません。
なぜなら、MNP予約番号の発行=解約の予約だからです。
MNP予約番号を取得して即解約というわけではなく、楽天モバイルのMNP手続きが終わって開通したらドコモは解約になります。
STEP3.楽天モバイル「UN-LIMIT V」に申し込む
ドコモのMNP予約番号が入手できたら、楽天モバイルの申し込みに移りましょう。
それでは、下記ボタンから楽天モバイルの公式サイトに行きましょう。
公式サイトの「お申し込み」ボタンから、UN-LIMITプランの申し込みが進められます。
申し込み手順はすごく簡単で、画面に書いてある通り進めていけば5分程度で完了します。
楽天モバイルの申し込み手順
- UN-LIMITプランを選ぶ
- 本人確認書類を提出する
- あなたの情報を入力する(お名前・住所・お支払い方法など)
- SIMカードが届くのを待つ
申し込み方法の詳細については、「楽天モバイル申込方法まとめ」で解説していますので、見ながら進めていけば間違いありません。
楽天モバイルへのMNPに必要なもの
楽天モバイルの契約にあたって必要なものは下記の4点です。
- 本人名義のクレジットカード
- 本人確認書類(運転免許証や健康保険証、パスポート等)
- MNP予約番号
- メールアドレス
※楽天モバイルでは、クレジットカードだけでなくデビットカードや口座振替も使えます。
楽天モバイルに乗り換えた後は、ドコモのメールアドレスは使えません。
Gmailやヤフーメールなど用意しておきましょう。
SIMカードが届くまでどのくらいかかる?
目安として、楽天モバイルのSIMカードが届くのは申し込んでから2~3日程度です。
楽天モバイルが届いて初期設定を終わらせるまでは、引き続きドコモが使えます。
STEP4.楽天モバイルの初期設定をする
申し込みが完了すると、大体2~3日程度でお手元に楽天モバイルが届きます。
届いたら初期設定をして、楽天モバイルが使えるようにしましょう。
- 開通手続き
- SIMカードのいれかえ
- APN設定
初期設定が終われば、楽天モバイルで電話もネットも使えるようになります。
ドコモから楽天モバイルに電話回線を切り替える
最初にすることは、ドコモ回線を楽天モバイル回線に切り替える手続きです。
MNP開通手続きの方法はめっちゃ簡単で、以下のステップだけで完了します。
MNP開通手続き手順
- 「my 楽天モバイル」にログイン
- 「お申し込み履歴」を選択
- 該当の申込番号を選択
- 「MNP転入する」ボタンをタップ
MNP開通手続き後、しばらくすると使えるようになります。
詳しい手続方法については「MNP開通手続き手順を徹底解説」の記事を参考に進めましょう。
ドコモのSIMカードを楽天モバイルのSIMカードに入れ替える
MNP開通手続きを行い、楽天モバイル回線に切り替わった時点で、ドコモは自動解約になります。
そうしたら今使っているスマホが圏外になるので、楽天モバイルのSIMカードに入れ替えましょう。
スマホからドコモのSIMカードを取り出し、楽天モバイルのSIMカードを差し込むだけです。
APN設定でネットが使えるようにする
最後にAPN設定(ネットワーク設定)を行います。
楽天モバイルで動作保証がされているスマホは、SIMカードを入れ替えたら自動でAPN設定が完了します。
ただ、iPhoneや動作保証外のAndroidスマホの場合、手動でAPN設定をしないといけません。
設定手順については「APN設定手順を徹底解説」で画像つきで解説しているので、手順通りに進めていきましょう。
ドコモから楽天モバイルの乗り換えに必要な費用
基本的に、ドコモから楽天モバイルへの乗り換えにかかる費用は「MNP転出手数料」と「契約事務手数料」だけです。
費用 | 金額 | 条件 |
---|---|---|
MNP転出手数料 | 2,000円 | ドコモのMNP転出に必要 |
解約金 | 1,000円 | 契約更新月以外の解約 |
契約事務手数料 | 3,000円 | 楽天モバイルの契約に必要 |
端末代金 | 残っている金額 | スマホの分割購入時 |
ドコモは基本的に2年契約で、2年契約満了月の当月・翌月・翌々月を契約更新月といいます。
契約更新月以外での解約は1,000円の解約金が発生するのです。
例えば、2016年10月~2018年9月の2年契約だとして、契約更新月は2018年10月・11月・12月となります。
この場合、2019年1月よりまた2年契約が始まり、2年後に契約更新月を迎える形です。
ドコモから楽天モバイルに乗り換える際の注意点
ドコモから楽天モバイルに乗り換える際に、いくつか確認しておきたい注意点があります。
1.ドコモのメールアドレスは使えない
今まで使っていた、ドコモのメールアドレス「~@docomo.ne.jp」は使えません。
楽天モバイルではメールアドレスが発行されないので、ヤフーメールやGmailなどフリーメールを作っておきましょう。
2.ドコモのスマホを分割払いしていた場合は請求が続く場合がある
多くの方は、スマホを購入するとき一括払いではなく分割払いにすると思います。
ドコモから楽天モバイルに乗り換えるタイミングで、まだスマホの分割払いが残っている場合、解約後も支払いが続くので注意しましょう。
ドコモから楽天モバイル「UN-LIMIT V」にMNPする手順まとめ
以上、ドコモから楽天モバイル「UN-LIMIT V」に乗り換える方法を紹介しました。
ドコモから楽天モバイルへのMNP手順
- SIMロック解除する
- MNP予約番号を入手する
- 楽天モバイルに申し込む
- 初期設定を行う
MNPやら乗り換えやら、一見難しいと思える手順も、順を追ってやれば難しいものではありません。
ドコモから楽天モバイルの乗り換えはすごく簡単なので、これから申し込みを検討している方も安心して下さい。
楽天モバイル「UN-LIMIT V」プランは完全使い放題やかけ放題など携帯をお得に使えるメリットが多いのが特徴です。
ドコモのときよりも携帯料金が毎月2,000~3,000円は安くなるので、是非乗り換えにチャレンジしてみましょう!
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