先日の発表で、楽天が「第4の携帯会社」になることが発表されました。
第4の携帯会社とは、ドコモ・au・ソフトバンクの大手3社に次ぐ4番目の携帯キャリアになるということです。
そこで気になるのが「
楽天モバイル
」の存在。
楽天モバイルにご契約中の方やこれから乗り換えを検討されている方は気になるところですよね。
いま出ている情報を整理し結論付けるならば、あくまで予想ではありますが
今契約中の方もこれから乗り換えを検討している方も問題なし!
です。
それでは、どうしてこの結論になるのか説明していきます!
楽天の携帯事業参入で出ている情報を整理
- 楽天の携帯事業は2019年10月に開始予定
- 料金は楽天モバイルと同水準
- 最初はドコモなどの回線を借りて運営
- 設備投資を行っていき、数年かけて自前回線に移行
- 楽天ポイントとの連携は今後も同様
楽天携帯事業参入にあたって疑問になるのは、
- サービス内容はどうなのか?
- 楽天モバイルはどうなるのか?
の2点が多いですね。
それでは、現在公開されている情報を整理しながら、解説していきます。
楽天の携帯事業のサービスはどうなる?
楽天が第4の携帯会社になることで、ドコモ・au・ソフトバンクと比較して大きなポイントとなるのは次の3点でしょう。
- 楽天モバイルと同水準の低料金(楽天モバイルの料金について)
- 楽天ポイントとの連携(楽天モバイルのサービスについて)
- 速度は数年かけて向上予定(楽天モバイルの今の速度)
料金は格安で楽天ポイントとも連携
楽天サービスで魅力なのは楽天ポイントですね。楽天ポイントは楽天サービスを使うことで貯まりますが、1円=1ポイントで使えます。
楽天モバイルを使っていれば、楽天市場での買い物でポイントが通常よりも3倍貯まるようになっています。例えば、1,000円のお買い物をしたら10ポイントが貯まりますが、楽天モバイルを使っていると30ポイントになります。
更に、ここで楽天カードを使っているとポイントが5倍になり50ポイントと、どんどん貯まる仕組みになっています。
貯まったポイントは楽天モバイルの支払いに使うこともできるので、ポイントが貯まっていたら楽天モバイルの利用料金を0にすることもできちゃうわけです。
こういった楽天ポイントとの連携は、新しい携帯事業でも引き続き行われる予定です。
また、楽天携帯の料金は楽天モバイルと同水準になることが発表されているので、スマホを毎月1,000~3,000円台で利用することができるようになります。
現状他の3社が7,000~8,000円台ということを考えると、携帯事業を大きく揺るがす参入になりますね。
楽天は来年10月にもサービスを始め、料金プランは現在、手がけている格安スマホと同じ水準を予定しているとしていて、実現すれば大手3社を下回る水準になります。
携帯電話サービスでも「楽天ポイント」を利用したさまざまな優遇策を打ち出し、顧客を囲い込む戦略です。
出典:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180406/k10011393581000.html
携帯事業の通信速度
現状出ている情報を整理すると、通信速度の向上には次の戦略をとるようです。
- 最初はドコモ回線を借りて運営
- 今後徐々に楽天での自前回線に移行
- そのために設備投資を随時行っていく予定
最初は楽天モバイル同様、大手キャリアと比べると回線速度は遅くはなりますが、楽天自体が自前回線に投資をしていくにつれ速度問題は解決されることが予想されます。
とはいえ、現状の楽天モバイルも、他の格安SIMと比べても速い方であることは確かなので、大きな不満は出ないでしょう。
楽天は、携帯電話サービスを展開するにあたって、7年後の2025年までに、金融機関の借り入れや親会社からの出資で6300億円を調達して設備投資を進める方針を示しています。
全国で基地局の整備を終えるまでの間、NTTドコモの設備を借りる交渉を始める方針で、どのような条件で折り合えるかが、楽天の携帯電話事業の収益や成否を左右するという見方もあります。
出典:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180406/k10011393581000.html
楽天モバイルは今後どうなる?
1番気になるのは、「今後楽天モバイルはどうなるのか?」という点でしょう。
これは明確に楽天代表の三木谷浩史社長より、
「基本的に格安スマホ事業のユーザーは、システム的な準備が整いしだい、順次、新サービスに移ってもらう」
という発表がなされています。
楽天からは、楽天モバイルのサービスが終了するかどうかは明らかにされていませんが、楽天モバイルと料金もサービス内容も同じ事業を展開するのに、楽天モバイルを残しておく理由はありません。
なので、楽天モバイルと新しい携帯事業は統合し、楽天モバイルユーザーは新しい携帯サービスに移ってもらうことになるでしょう。
ただ、こっちの方が楽天モバイルユーザーにとってメリットは大きく、
- 他の格安SIMより回線が速くなる!
- 速いのに料金はそのまま格安SIM最安値クラス!
というサービスが受けられるわけです。
現在楽天モバイルユーザーは150万人を超えていますが、今契約している方もこれから契約するかどうか迷っている方も、全く心配はないと考えていいですね。
出典:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180406/k10011393581000.html
最後に-今後の楽天モバイルの予想
以上、楽天が第4の携帯会社になるにあたり、今後楽天モバイルはどうなるのか予想をまとめました。
携帯事業の概要
- 楽天モバイルと同水準の低料金
- 楽天ポイントとの連携
- 最初はドコモ回線を借りて運営
- 今後徐々に楽天での自前回線に移行
- 最終的には速度はキャリアと変わらず格安料金を目指す
今後の楽天モバイル
- 楽天モバイルの利用者は新サービスに移行
- 楽天モバイルは新サービスに吸収されると予想
- 料金は楽天モバイルと同水準なので心配不要
- 速度は楽天モバイルより速くなるのは確実
- 楽天モバイル利用者や今検討している方は心配なし!
というわけで、今後も楽天モバイルを使い続けて問題ありませんし、今楽天モバイルへの契約・乗り換えを迷っている方も、心配なく契約可能です。
大手キャリアの2年縛りを解除して違約金を払ってでも、楽天モバイルに乗り換えた方が毎月格安なので3~4ヶ月で元が取れます。
このまま大手キャリアで使い続けるより、将来性のある楽天モバイルに乗り換える方がメリットは大きいので、この機会にチェックしてみてくださいね!