- 楽天モバイルに乗り換えたいけど、やり方がわからない…
- なんだか難しそうで、なかなか手を付けられない…
- 設定周りが苦手だからめんどくさい…
楽天モバイルは月額3,278円の安さや使い放題が魅力の格安SIM。料金が段階制となり、20GBも使わない月は1,078〜2,178円と格安になります。
しかし、「結局何からやればいいかわからない!」という理由で、乗り換えにつまづいている方も多いです。
乗り換え手続き(MNP)は、いざ方法さえわかれば、なんだこんなものか!と思うようなもの。
実際、私も楽天モバイルへ乗り換えした際は、たったこれだけ?と感じたほどです。
楽天モバイルは利用者が500万人を超える人気キャリアで、価格も激安。ただでさえ高くなりがちな携帯料金を、今の会社に払い続けるのはもったいないです。
それでは、私自身の経験ももとに、楽天モバイル「最強プラン」への乗り換え方法を、画像も付けてわかりやすく解説していきます。
ここに書いてあるステップ通りに進めば、時間も必要なくすぐ完了できるので、チャレンジしてみましょう!
この記事の目次
楽天モバイルへの乗り換えとは?手続き方法を簡単に紹介
MNPとは?
- 電話番号を変えずに乗り換えること
- つながらない時間はなく乗り換えできる
大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)だけでなく、他の格安SIM会社からも電話番号そのままで乗り換えることができます。
楽天モバイルの乗り換えにかかる時間は?
いくら乗り換えが簡単とはいっても、時間がかかるとめんどくさく感じるもの。
実際、楽天モバイルへの乗り換えは1日では終わりません。というのも、楽天モバイルが自宅に届くまでの発送期間があるからです。
ご自身で行う作業自体は、全部合わせて1時間もかかりません。
- SIMロック解除する(5分~10分程度)
- 楽天モバイルに申し込む(15分程度)
- SIMカードの到着を待つ(2日~4日)
- 電話番号引き継ぎ・MNP開通手続きを行う(10〜30分程度)
- APN設定をする(10分程度)
1番時間がかかっているもので、SIMカードの到着を待つ時間くらいです。そのほかの作業はネット上・自宅でできます。
乗り換え前に用意しておくもの
楽天モバイルへの乗り換え手続きを進める前に、以下の3点を用意しておきましょう。
- 本人名義のクレジットカード
- 本人確認書類(運転免許証や健康保険証、パスポート等)
- メールアドレス(キャリアのアドレスは使わないこと)
キャリアのアドレスとは、@docomoだったり@ezweb、@i.softbankだったり携帯会社で使っていたメールアドレスのこと。
これらは楽天モバイルへの乗り換えが完了した後は使えなくなります。Gmailやヤフーメール、icloudといったメールアドレスを用意して登録に使いましょう。
楽天モバイルでは、クレジットカードだけでなくデビットカードも使えます。また、口座振替も使えるのでカードがない方でも大丈夫です。
MNPワンストップ制度でMNP予約番号が不要に
これまでは、①クレジットカード②本人確認書類③メールアドレスのほかに、MNP予約番号というのも必要でした。
MNP予約番号とは電話番号を変えずに乗り換えるために必要な番号のことで、今使っている携帯会社に問い合わせて発行してもらいます。
ところが、新たに「MNPワンストップ」が始まり、MNP予約番号なしでも乗り換えできるようになったのです。
MNP予約番号の発行自体、そこまで時間はかからないものの、ステップが1つ減るだけで面倒くささが一気に楽になりますね!
MNPワンストップ対象会社
- NTTドコモ
- au
- ソフトバンク
- ahamo
- povo
- LINEMO
- LINEモバイル
- UQモバイル
- ワイモバイル
- ジャパネットたかた通信サービス
- 日本通信SIM
- b-mobile
- mineo
- HISモバイル
多くの方が使っている3大キャリアに加えて、キャリアのサブブランドもカバーしています。
対象外の中で有名な会社といえば、IIJmioやnuroモバイルといったところでしょうか。ほとんどMNP予約番号が必要なケースはないと言っても良いでしょう。
楽天モバイルに乗り換える5ステップ【MNP手順】
それでは、楽天モバイルへの乗り換え手順の詳細を説明していきます。
MNP予約番号はMNPワンストップにより不要ではありますが、一部必要なケースもあるので載せておきます。
乗り換えステップ
- SIMロック解除する
- MNP予約番号を入手する(必要な場合)
- 楽天モバイルに申し込む
- MNP開通手続き・SIMカードの入れ替え
- APN設定を行う
楽天モバイルは自動でAPN設定が終わるので、届いてからやることはMNP開通手続きとSIMカードの入れ替えだけです。
それでは、最後の「APN設定」の部分までこの記事で進んでいきましょう。
STEP1.SIMロック解除する
まずは、今お使いのスマホのSIMロックを解除します。
携帯会社で購入したスマホは、その携帯会社でしか使えないSIMロックがかかっています。
そのため、SIMカードを差し替えても、すぐに通信できるようになりません。
他の携帯会社で使えるようにするためには、SIMロックを解除してSIMフリー化する必要があるのです。
電話や直接店舗に行ってSIMロック解除もできますが、その場合3,300円の手数料がかかってしまいます。
なので、SIMロック解除はマイページから行うようにしましょう。
料金延滞がある場合SIMロック解除できない
料金未払いなど、料金滞納がある場合SIMロック解除できません。
その場合は先に支払いを済ませるか、乗り換えせずに新規電話番号を取得して契約しましょう。
STEP2.MNP予約番号を取得(ほぼ不要)
事前準備するものの項目で解説したように、現在はMNPワンストップがあるのでMNP予約番号は不要です。
ただ、IIJmioやnuroモバイル、BIGLOBEモバイルなど、一部の格安SIMから楽天モバイルに乗り換える際は必要なので紹介します。
ほとんどの方がこのステップは不要なので、次のステップ3に移りましょう。
MNP予約番号は、今お使いの携帯会社の電話窓口やマイページから発行できます。数分で終わる簡単な手続きです。
なお、楽天モバイルの場合、申し込むときにMNP予約番号の有効期限は10日以上残っている必要があります。MNP予約番号の有効期限は15日間なので、取得後5日以内に申し込みしましょう。
ちなみに、今お使いの携帯会社を解約する必要はありません。なぜなら、MNP予約番号の発行=解約の予約だからです。
MNP予約番号を取得して即解約というわけではなく、楽天モバイルのMNP手続きが終わって開通したら解約ということになります。
MNPワンストップの場合も同様で、乗り換えが完了次第、元の携帯会社は自動解約です。
STEP3.楽天モバイルに申し込む手順
申し込み手順はすごく簡単で、画面に書いてある通り進めていけば5分程度で完了します。
公式サイトの「お申し込み」ボタンから、最強プランの申し込みが進められます。
楽天モバイルへの申し込み方法の詳細については、下記記事にまとめました。詳しい申込方法を知りたい方は参考にして下さい。
STEP4.MNP開通手続き
楽天モバイルに申し込むと、翌日~2日程度でSIMカードが届きます。
なお、eSIMの場合は少し手順が違うので「eSIMの申込方法・設定手順まとめ」を参考に進めてください。
楽天モバイルのSIMカードが届いてやること
楽天モバイルのSIMカードを受け取ったら、まず電話番号の引き継ぎ申請とMNP開通手続きをしましょう!
手順はめっちゃ簡単で、以下のステップだけで完了します。
MNP開通手続き手順
- 「my 楽天モバイル」にログイン
- 「お申し込み履歴」を選択
- 該当の申込番号を選択
- 「電話番号の引継ぎ(MNP)申請をする」をタップ
- 「MNP転入する」ボタンをタップ
MNP開通手続き後、しばらくすると使えるようになります。
楽天モバイルが使えるようになるまでは、以前の携帯会社はまだ使えるので安心してください。
詳しい手続方法については「MNP開通手続き手順を徹底解説」の記事を参考に進めましょう。
現在利用中のスマホが圏外になったら、それは楽天モバイルへの切り替えが完了した合図です。iPhone、AndroidのSIMカードを交換するだけ。
楽天モバイルのSIMをスマホにセットしよう
楽天モバイルの開通切替が終わったら、スマホに入っているSIMカードを入れ替えましょう。
専用の金具でSIMトレイを開け、その上にSIMカードを置き、スマホに挿入、という流れとなります。
- STEP1SIM取り出しツールを用意する
こういう金具が、iPhone購入当初付いていたかと思います。
しむりんもし見つからない場合は、借りるか、ペーパークリップでも代用できるよ - STEP2スマホの電源を切る
スマホの電源をオフにします。
- STEP3SIMカードを取り出す
スマホの横に、小さな穴があります。そこに、先ほど用意したSIM取り出しツールをゆっくり差し込みます。
差し込んだからといって壊れたりはしないので、思い切って差し込みましょう。するとトレイが開きます。
- STEP4SIMトレイにSIMカードをセットする
角が斜めになっている箇所に合わせ、SIMカードをトレイに置きます。
そして、セットしたSIMトレイをiPhoneにそっと押し込み、スマホの側面とトレイが平らになるまで差し込みましょう。
- STEP5スマホの電源を入れる
スリープボタンを長押しして、スマホの電源を入れます。
手順4で正しくSIMカードがセット出来ていない場合はエラーメッセージが表示されるので、また電源を切ってやり直しましょう。
正常に起動できたら成功です!
STEP5.APN設定(ネットワーク設定)
SIMカードの差し替えが終わったら、最後のネットワーク設定(APN設定)に移りましょう。
といっても、難しい手続きは一切必要なく、楽天モバイルでは自動的に行われます。
つまり、SIMカードを入れ替えて電源を入れれば、後は勝手にインターネットにつながるわけです。
ただし、iPhoneや一部スマホは別途APN設定が必要です。設定手順については「APN設定手順を徹底解説」で画像つきで解説しているので、手順通りに進めていきましょう。
楽天モバイルの乗り換えに関するよくある質問
ここからは、楽天モバイルに乗り換える際によく出てくる質問や注意事項をまとめました。
乗り換え後はいつから使えるようになる?
乗り換え手続きは、楽天モバイルが届いてMNP開通手続き→SIMカード差し替え後数分で使えるようになります。
ただ、MNP開通手続きをするタイミングでも変わってくるので注意しましょう。
- 9:00~21:00:当日中に切替完了
- 21:01~翌8:59:9時以降
夜9時以降に手続きした場合は翌日になってしまいます。
仕事や用事がある方は、土日など休みの日にやるのもおすすめです。
朝9時~夜9時は当日中に切り替えできるので、その時間帯であれば数分で利用開始できます。
乗り換えるタイミングはいつがいい?
ドコモ・au・ソフトバンクから乗り換える方は、毎月20日辺りに楽天モバイルに申し込むのがベストです。
理由は、各携帯会社はどれも日割り計算ができず、1ヶ月分丸ごと請求されるため。
つまり、月初に乗り換えようが月末に乗り換えようが、ドコモ・au・ソフトバンクから請求される金額は変わりません。
それなら、20日辺りに乗り換え作業を進めるほうがお得です。これが月末になってしまうと、楽天モバイルの配送時間次第で翌月になってしまうリスクがあります。
そのため、余裕を持って20日辺りに申し込むのがおすすめです。楽天モバイルが到着したら、月末までには乗り換え手続きを済ませましょう。
契約している名義が違う場合は乗り換えできない
今使っている携帯会社とは違う名義で乗り換えはできません。
たとえば、今のドコモを使っていたとして、親名義で使っている場合は変更しないとお子様の名義で乗り換えはできないわけです。
先に名義を自分のものに変更してから、楽天モバイルへの乗り換えを進めましょう。
乗り換えにかかる費用
楽天モバイルの乗り換えに必要な費用は、最高でも1,000円前後です。
- MNP転出手数料: 0円
- 契約事務手数料:0円
- 元の携帯会社の解約金:1,100円(必要な場合)
楽天モバイルに支払う契約事務手数料は無料。MNP転出手数料も、以前は2,000~3,000円かかりましたが、現在ではほとんどの携帯会社が無料になりました。
解約金は、2年縛りをしている場合縛り期間で解約すると発生する違約金です。解約金が必要ない方は、無料で乗り換えできます。
仮に解約金が発生したとしても、楽天モバイルに乗り換えると毎月3,000~4,000円は安くなるので、1ヶ月で十分もとが取れます。
今契約している携帯会社はいつ解約すればいい?
今お使いの携帯会社の解約は必要ありません。
なぜなら、MNP開通手続きが終わった時点で、前の携帯会社の契約は自動解約されるためです。
楽天モバイルが開通するだけでいいので、解約の手間が必要なくて楽です。
楽天モバイルに乗り換えるメリット
楽天モバイルのメリット
- 最大月額3,278円で完全使い放題
- 段階制料金で最安1,078円
- Rakuten Linkで通話がかけ放題
- 留守番電話や着信転送なども無料
- パ・リーグやNBAの動画配信が無料
- モバイルWiFi端末が1円でお買い得
- 5Gやプラチナバンドを展開している
- 楽天ポイントの連携がお得
- 海外SIMとしても使える
- eSIMが使える
- 外国籍の方も申し込みできる
- 本人確認も手軽で届くまでがはやい
- 最低利用期間・解約金がない
- クレジットカードがなくても申し込める
- 全国500以上の店舗展開
楽天モバイルに乗り換えると以上のようなメリットがあります。中でも、いざ使ってみて感じるメリットは次の3点。
- 月額1,078~3,278円で完全使い放題
- Rakuten Linkで通話がかけ放題
- 楽天ポイントの連携がお得
この3つだけでも、十分楽天モバイルに乗り換えるメリットがあります。
月額だけでも以前より5,000円ほど安くなりました。通話料もいらないのでお得すぎます。
また完全使い放題が本当に便利で、これまで毎月3GBとか6GBとか制限あった分、気にしなくてよくなりました。
楽天ポイントの連携もお得で、楽天市場での買い物が+3倍。楽天モバイルの料金にもポイントは使えるのでより便利になります。
楽天モバイルに乗り換えて本当に良かったと思ってますし、悩んでいる方はぜひ申し込みを進めてみましょう!
キャンペーンを活用してお得に乗り換えよう
現在、楽天モバイルで開催されているキャンペーンは以下の通り。
【2024年9月】キャンペーン
- 楽天市場のお買い物がポイント4倍
- 初めての申し込みで2,000円相当ポイント
- 他社から乗り換えで6,000円相当ポイント
- 対象スマホ購入で最大12,000円相当ポイント
- 1人紹介すると7,000円相当ポイント
- 楽天カードと申し込むとポイントプレゼント
- データタイプが初月無料
今はお得なポイント還元キャンペーンが開催中です。ポイントを活用すれば、楽天サービスが安く使えます。
スマホを安く購入できるキャンペーンもあるので、終わる前に申し込んでおきましょう!
楽天モバイルの最強プランに乗り換える方法まとめ
楽天モバイルへの乗り換え手順
- SIMロック解除する
- 楽天モバイルに申し込む
- 電話番号の引継ぎ申請をする
- MNP開通手続きを行う
- APN設定をする
お疲れ様でした。これで全ての乗り換え作業が完了です。
リリース前はahamo使おうと思ってたんだけど、楽天モバイル使ってみたら普通に速いし使い放題だからahamoの20GBに魅力を感じなくなっちゃったな。
— バビ (@shikamori_p) March 27, 2021
先日、5年以上利用していた大手キャリアから楽天モバイルに乗り換えをしました😊
住んでいる地域は、雪の降る地方ですが楽天モバイルのエリア内なので全く不便を感じません。基本的に自宅のWiFiなので、以前と変わらず✨
それどころか、利用料金が広告のように「0円」になったので固定費削減❤️❤️— キャナデイ綾香@看護師の新しい働き方 (@aya_ns_mw) March 3, 2021
アンオフィシャルだけどiPhone使えるっぽいのでauからMNPで楽天モバイルに申し込んだ。 pic.twitter.com/KKuGiJdYtC
— TM™️ (@ChinaDressDub) April 9, 2020
乗り換えって、一見聞くと難しそう、面倒そうだと感じますが、全然そんなことはなかったかと思います。
楽天モバイルの「Rakuten 最強プラン」は、完全使い放題やかけ放題などお得に使えるメリットが多いのが特徴。
ぜひ乗り換えに挑戦して、携帯料金を安くしていきましょう!
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