- 楽天モバイルが遅いという口コミレビューは本当?
- 回線がつながりにくい場所があるの?
- 自社回線やらパートナーエリアやらって何?
- 最強プランは使えるの?
楽天モバイルに乗り換える前に知っておきたい通信速度情報。いざ乗り換えてみて、使い物にならないくらい遅かったら嫌です。
以前の楽天モバイルは自社の楽天回線エリアと、auから回線を借りて運用しているパートナー回線エリアとに分かれていました。
しかし、2023年6月より楽天回線エリアとパートナー回線エリアとを統合した最強プランを打ち出したことにより、どこでも高速回線で通信できるようになったのです。
また、その後5G回線、さらにはプラチナバンド対応も発表され、繋がりやすいし速い回線が実現できるようになりました。
結論からいえば、
- 最強プランで人口カバー率99.9%を超えほぼ100%に
- 回線速度もはやく許せるレベルに
- 5Gやプラチナバンド対応エリアも同時に拡大
という現状です。
私自身、実際に楽天モバイルを使っているので、その経験をもとにレビューしていきます。
この記事の目次
楽天モバイルは最強プランで人口カバー率99.9%に
楽天モバイルはアンリミットから最強プランに生まれ変わることで、通信エリアのカバー率が99.9%とほぼ100%に近い状態になりました。
以前は楽天回線エリアとKDDIのパートナー回線とに分かれており、パートナー回線だと月に5GBまでしか使えませんでしたが、現在はどこでも無制限で高速通信が可能です。
また、5Gとプラチナバンドの対応も進んでおり、高速回線と繋がりやすさが実現されています。
- 5G:高速通信
- プラチナバンド:場所によって繋がりづらいことがなくなる
現在の5Gエリアは?最強プランで以前より拡大
楽天モバイルでは、従来の4Gより爆発的な進化をとげた回線・5Gにも対応しています。
アンリミット時代はエリアが限られていた5Gも、最強プランになってから大きく拡大しました。
ほんの数年前までは5G対応スマホもエリアも少なかったですが、最近のスマホはほぼ5Gに対応しています。
最強プランにもなって、楽天モバイルでも問題なく5Gが使えるようになりました。
5Gを使うためには対応スマホが必要!
5Gはエリアが対応していることもそうですが、まずスマホが5G通信に対応していないといけません。
- 5G対応エリア
- 5G対応スマホ
現状、この2点が拡大することを待つ必要があります。
最近だと5G対応スマホも多く出ていて、iPhoneなら問題なく5Gに繋がります。楽天モバイルでも、オリジナルスマホである「Rakuten Hand 5G」は5G対応です。
とはいえ、Androidスマホに限るとまだまだ5Gスマホは少ないので、5Gで使いたい方は対応スマホを探すしかありません。
楽天モバイルのプランが「最強プラン」になったからといって、5G未対応エリアで特に何か変わるわけでもないのでご安心ください。
楽天モバイルでも5Gスマホが買える
現在、楽天モバイルオリジナルスマホとして5G対応の「Rakuten Hand 5G」が購入できます。
Rakuten Hand 5Gの特徴
- 5Gの高速通信対応
- 6,400万画素の高品質カメラ
- 5Gスマホで1番スリム
- 防水防塵仕様
- おサイフケータイ機能付き
- ディスプレイ指紋認証
なにげに嬉しいのが「ディスプレイ指紋認証」。
マスクを付けないといけない昨今、iPhoneの顔認証は不便すぎます。対して、楽天ハンドはディスプレイを触るだけでOKの指紋認証。
その他の機能も揃っており、5G時代を過ごす上で十分な性能のスマホとなっています。
楽天モバイルのプラチナバンドとは
5Gに続き、楽天モバイルでプラチナバンドも始まりました。プラチナバンドとは、
700MHzから900MHzの周波数帯のことです。建物を回り込んだり、比較的浸透しやすい性質の電波なため建物等に遮断されづらく、狭い路地やエレベーターの中などでも繋がりやすくなります。
引用元: 楽天モバイル 公式サイト
という意味で、簡単にいえば場所によって電波が届きづらくなることがなくなる、ということです。山間部や地下など、これまで電波が届きづらいということも解消されつつあります。
プラチナバンドはiPhoneなら6sから対応していますし、Androidスマホも最新スマホならほぼ使えます。楽天モバイルでも対応機種は多いです。
5G対応で電波が繋がりやすいところは高速回線が使えて、プラチナバンド対応で電波が届きづらいエリアでも携帯通信が問題なく使えます。
2024年からはじまったプラチナバンド対応で、楽天モバイルはより使いやすくなった携帯会社といえるでしょう。
以前の自社回線エリアとパートナー回線エリア
以前の楽天モバイルでは、お住まいの地域によって回線が3つに分けられていました。
- 5G対応エリア
- 楽天自社回線エリア
- パートナー回線エリア
楽天自社回線エリアは、楽天モバイルの自社回線が使えるエリア。このエリアでは、通信速度も速く使い放題できます。
一方、パートナー回線エリアは、まだ楽天モバイルの自社回線が通っていないエリアのこと。そのため、パートナー企業であるKDDI(au)の回線を借りて運営されています。
昔、ボーダフォンからソフトバンクに変わったときも、最初は回線運営が上手くいかず「つながらない!」という声が多くありました。
しかし、その後数年かけてつながるエリアが広がっていきました。現在では、ソフトバンクもauやドコモと同じようにつながります。
それと同じ状況が楽天モバイルにも起きているわけです。ただ、昔と今とでは違うので、ソフトバンクよりかなり速い段階で全国対応されることが予想されます。
楽天モバイルは繋がりやすい?通信速度をレビュー
自社回線とパートナー回線が統合された最強プランといっても、実際どのくらい繋がりやすいのか、気になるところ。
そこで、楽天モバイルの通信速度が実際どんなものなのか、計測してみました。以前のパートナー回線エリアも計測しています。
現在の通信速度
スピードはダウンロードの項目を見ましょう。
ダウンロードはホームページや動画、SNSを見たりする受信側、アップロードは、メールの送信や画像をアップする等送信側に必要な速度です。
楽天モバイルの通信速度
- 12時頃の時間帯:40.0Mbps
- 16時頃の時間帯:42.1Mbps
- 19時頃の時間帯:32.9Mbps
この速度が出ていれば、何のストレスもなく動画やネットが使えます。
大手キャリアの通信速度にはわずかに届かない程度。格安SIMで1番速いとされるUQモバイル並に速いです。
UQモバイルの速度については「UQモバイルの通信速度をレビュー」も参考にしてみてください。
楽天モバイル自社回線、あいかわらず調子が良い。#楽天UNLIMIT pic.twitter.com/mxAcrRpNWB
— NAE / 2ミニッツの中の人 (@naenotenet) June 6, 2020
自宅での楽天モバイル自社回線、安定するようになったなʘ‿ʘ pic.twitter.com/jS5zPGvr7A
— 濃厚人面 (@whitebear2438) May 31, 2020
三重県内の楽天モバイル自社回線エリアに来た! pic.twitter.com/R7vjFTgJ3z
— ASUS好きのZenBlog (@ASUS_ZenBlog) June 6, 2020
実際、ネットでの口コミを見てみても、自社回線エリアは繋がりやすい、速い、という声が多いです。
楽天モバイルの自社回線エリアは、十分繋がりやすいと言っていいでしょう。
以前のパートナー回線エリアの通信速度
私が東京に住んでいるので、パートナー回線の速度が測れません。
そこで、パートナーエリアで使っているネットの声を集めてみました。
楽天モバイルの通信速度測定をしてみた
パートナーエリア 21:30の結果 pic.twitter.com/fySmTsoqxY— 琴子 (@kokonote) June 6, 2020
楽天モバイル(パートナーエリア)
通常モードと制限モード pic.twitter.com/us3898I1d2— あうかすガチ恋勢 (@au_gachikoi) June 6, 2020
楽天モバイルをご検討中の方へ。
西日本の地方都市のパートナー回線の通信速度です。
ご参考までにどうぞ🎵 pic.twitter.com/DQKrKjtAx4
— ぷはー🍺🍶SPYD22株💲副業収入でコツコツ買い増ししています🎈 (@kukukuhhh) June 1, 2020
昼の混雑時間帯の速度比較
左:mineo au回線
右:楽天モバイル パートナー回線エリア pic.twitter.com/E6e5Jx1Cgf— るふとぷ@カラオケ (@rufutopu) June 4, 2020
楽天UNLIMITスピードテスト@パートナーエリア中国地方
通常モード#楽天UNLIMIT #楽手アンリミット #楽天モバイル pic.twitter.com/QbQIiovdrF— ネメシス (@kemusis) June 1, 2020
時間帯も地域もバラバラなので、あくまで参考程度にしましょう。楽天回線エリアほど速度は出ていないとはいえ、動画やネットを使うには十分な速度が出ています。
これなら、問題なく繋がりやすいといえます。ただ、山間部や田舎な地域では遅い!という声もあるので、場所によっては繋がりにくい地域もあるようです。
以前の楽天回線エリアの対応状況
現在は楽天回線エリアとパートナー回線が一緒になったため、どこが楽天回線エリアでどこがパートナー回線エリアかわかりづらいです。
マイページ「my 楽天モバイル」から確認できる箇所では、現在は最強プランの表記だけです。
以前は楽天回線エリアかパートナー回線かを判別する表記がありましたが、それがなくなった形です。
楽天回線の場合「楽天回線エリア」と緑の表示になっていることがわかります。最強プランになって全国どこでも高速通信使い放題になったとはいえ、以前からお使いの方は困る場面の出てくるでしょう。
また、楽天回線エリアでも、地下など電波が届きにくい場所ではパートナーエリア扱いになることもあります。
そのため、以前までの楽天回線エリアをまとめましたので、通信状況の参考にしてみてください。
各地域、タップすれば詳細が開くようになっています。
2020年4月段階では、東京・埼玉・神奈川・千葉・大阪・京都・兵庫のみでしたが、その後沖縄や北海道、愛知など徐々に範囲も広がりました。
速度に満足いかない場合はUQモバイルもおすすめ
もし、楽天モバイルがつながらず不満が溜まった場合、乗り換え先としておすすめなのが UQモバイル です。
通信速度は格安SIMの中でも圧倒的に速く、繋がりづらい地域がほとんどありません。基本料金も安く、通話料金も安いのが特徴。
楽天モバイルより安い2,728円で毎月15GB使えるので、パートナーエリアで繋がりづらい方におすすめです。
ただ、楽天モバイルは現状でも十分繋がりやすいので、まずは3ヶ月無料キャンペーンで試してみてから検討することをおすすめします。
1年後には楽天回線エリアに対応している可能性も高いですし、まずは無料期間の間に対応を待ってみましょう。
キャッシュバックキャンペーン中
縛り期間・違約金なし
※最新の情報については必ず公式サイトご確認ください。
楽天モバイルの回線エリアまとめ
まとめ
- 最強プランになって全国ほぼどこでも無制限使い放題
- 現在の人口カバー率99.9%を突破
- 一部田舎や山間部は以前のパートナーエリアになる場合も
- 以前のパートナーエリアでも毎月5GBまで制限はなし
- 最強プランで5Gやプラチナバンド対応エリアも拡大
以上、楽天モバイルの回線エリアは繋がりやすいかどうかまとめました。
最強プランになり、速度もはやく、かつ圧倒的に繋がりやすくなりました。
ただ、以前のパートナーエリアの方でどうしても繋がりにくい場合は UQモバイル を検討しても良いでしょう。
それでも、お得なキャンペーンも使えるので、まずは楽天モバイルに乗り換えてみるのがおすすめ。
事務手数料や解約料など一切かからないので、誰でも気軽に使うことができます!
最強プランで通信無制限
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