スマートフォンの通信費用を安く抑えることができるやめ、大流行中の格安スマホ。
この格安スマホサービスを利用するには、「SIMフリーとは何か?」を理解できていないと利用することができません。
今回はSIMフリーとは何かを理解していきましょう。
この記事の目次
そもそもSIMとは
SIM(Subscriber Identity Module Card)カードとは何なのでしょうか?
SIMカードは携帯電話ユーザーの情報が記載された電子カードのことです。
大手キャリアではSIMカードを差し込んでスマートフォンを提供しているため、見る機会がない方が多いと思います。
通常はユーザー情報が記載されたこの「SIMカード」を携帯電話に差し込むことで通話が可能になります。いわば、携帯電話の心臓ともいえるものがこのSIMカードなのです。
このSIMカードを入れ替えるだけで、1台の携帯電話で複数の電話会社のサービスを受けることも可能です。
例えばdocomoのスマホを使っている人はdocomoのSIMを持っていますし、auのスマホを使っている人はauのSIMを持っています。
SoftBankも同様です。スマホを使っている人は皆SIMカードを持ってるんです!
関連そもそも「SIMカード」って何?ナノSIM・マイクロSIMなど種類も詳しく解説!
SIMフリーとは
SIMカードについて説明しましたが、通常、NTTドコモ・au・ソフトバンクなどの大手キャリアで購入したスマートフォン端末にはSIMロックというものがかかっています。
そのため、携帯会社が違うと、SIMカードを変えてもネットや電話は使えません。
この「SIMロック」がかかっていない状態の端末のことを「SIMフリー」端末と呼びます。
SIMフリー端末なら、どの携帯会社でもスマートフォンを利用することができます。
SIMロックとは
SIMロックとはドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアが簡単に他キャリアにユーザーが移動することができないように、自社で購入した端末にSIMロックをかけて、他社SIMを読み込まないようにした状態をいいます。
以前はスマートフォンの端末にSIMロックがかけられていたので、簡単に携帯会社を変更することができませんでした。
近年格安スマホを扱うMVNO(格安SIM会社)が年々増加しています。およそ550社のMVNOがあると言われています。
SIMロックがかかった状態ではユーザーが自由にMVNOを選択して、通信費用を節約することができません。そのため、行政側からの規制が入ることになりました。
そしていまでは、ユーザーからの要求があれば、大手キャリアはSIMロックを解除しなければならなくなっています。
ドコモを例にとると、次のようになっています。
2015年5月以降に発売された機種
2015年5月以降に発売された機種の場合、基本的に端末購入日から6か月経過していればSIMロック解除が可能です。
解除料金はweb申し込みの場合は「無料」で行うことができます。SIM解除にかかる時間は10分程度と簡単にできますので、webでの解除をオススメします。
また、電話orショップでのSIM解除申し込みをした場合は解除手数料が3,000円かかります。
なおNTTドコモをすでに解約済の方の場合は、解約日から3か月以内がSIMロック解除の条件になっていますので、ご注意ください。
2011年4月~2015年4月に発売された機種
2011年4月~2015年4月に発売された機種の場合、ドコモショップでの店頭申し込みしか受付をしていません。ですから、SIMロック解除手数料が3,000円かかります。
ショップやwebでSIMロック解除の手続きを行った端末は、解除後「SIMフリー」端末となり、自由にMVNOを選択することができます。
まとめると、docomo・au・SoftBankでは端末購入日から100日経過していればSIMロック解除が可能。
2011年4月~2015年4月に発売された機種の場合、docomoとSoftBankはドコモショップやソフトバンクショップでの店頭申込でのみSIMロック解除が可能です(SIMロック解除手数料は3,000円)。
SIMフリーにする方法については、下記記事にまとめていますので、ご参考にして下さい!
SIMフリー端末のメリット
端末を新規購入しなくても、他キャリアの回線が利用できる
SIMフリーの端末であれば、どんなSIMカードでも利用することができます。
ですからNTTドコモからソフトバンクへの乗り換えをした場合でも端末を買い替えすることなくお手持ちのスマートフォンで回線を利用することができます。
海外でSIMカードを購入して通信費用を安くすることができる
SIMフリーの端末ならば、海外出張などの場合現地の格安SIMを利用することも可能です。
現地の格安SIMカードを購入することで通信費用を格段に安くすることができます。
スマートフォンの使いまわしができる
ご家族でパパのおさがりのスマートフォンを子供に使わせたりすることも可能です。
また、お友達から譲り受けたスマートフォンなども利用することができます。
格安スマホのMVNOと契約して通信費用を節約することができる
SIMフリー端末の一番のメリットはSIMフリーの端末であれば自由にMVNOを選択して新しい格安SIMカードを購入することで、通信費用を大幅にコストダウンすることが可能なことです。
具体的には現在大手キャリアのスマホ料金はおよそ6,000円になっています。
格安スマホに乗り換えした場合、携帯料金は2,000円までおさえることができるので、月額で4,000円、年額で48,000円も通信料金を節約することが可能です。
おすすめ格安SIM会社の簡単料金比較
ここでは、簡単に格安SIM会社の料金比較を行います。
スマホライトユーザーにオススメの格安SIM
基本的に高速通信量が3GBでSMS機能がついているプランがオススメです。
楽天モバイル | mineo(マイネオ) | 楽天モバイル | IIJmio | |
音声通話 | 1,760円 | 1,760円 | 1,500円 | 1,760円 |
SMS | 1,122円 | 1,122円 | 1,100円 | 1,040円 |
データ通信のみ | 990円 | 990円 | 850円 | 990円 |
このように、音声プランを選択しても2,000円以下でスマートフォンを利用することができます。
ヘビーユーザにオススメのMVNO
高速通信量10GBのプランです。ヘビーユーザーでも格安スマホ利用なら、通信料金を半額以下にすることが可能です。
楽天モバイル | mineo(マイネオ) | 楽天モバイル | OCNモバイルONE | |
音声通話 | 3,256円 | 3,220円 | 2,890円 | 3,000円 |
SMS | 2,618円 | 2,640円 | 2,340円 | 2,420円 |
データ通信のみ | 2,486円 | 2,520円 | 2,190円 | 2,300円 |
SIMフリーとは?まとめ
これまで見てきたように、SIMフリーの端末であれば、自由にMVNOを選択してスマートフォンの通信費用を節約することが可能です!
SIMロックも簡単に解除することができますので、通信費削減のために格安スマホへの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか?
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