
LINEモバイル最大の魅力といえばSNSデータフリー(カウントフリー)。
この機能は、twitterやインスタなどSNSを使うときにデータ容量を消費しないというもの。
SNSを多く使う方にとっては、その分契約容量も低めにおさえられるので、携帯料金の節約にもつながります。
しかし、このデータフリーは仕組みをわかっていないと、
データフリーのはずなのにギガ消費されていた!
ということになりがちです。
この記事では、これからLINEモバイルを検討している方のために、データフリーの範囲や仕組みをまとめました。
注意点もまとめているので、LINEモバイルを契約する前にチェックしておきましょう!
この記事の目次
LINEモバイルのデータフリーについて
LINEモバイルのデータフリーは、LINE、twitter、instagramなどSNSに対応しています。
SNSを多く使う方なら、データ容量はほとんど消費されないので、その分料金プランも低めにおさえられて便利です。
たとえば、3GBプランで契約した場合、毎月3GBの範囲でやりくりしないといけません。3GB使い切ったら低速になってしまいますからね。
これがLINEモバイルの場合、SNSは3GBのうちにカウントされないので、他のネットや動画に使うことができるわけです。
以前は「カウントフリー」と呼ばれていましたが、現在は「データフリー」という名称に変わっています。
データフリーのメリット①設定や申し込みがいらない
LINEアプリのデータフリーなら、特別な申し込みや設定は一切いりません。
LINEモバイル契約後、対象SNSを使えば自動的にLINEアプリが使い放題になります。
ただ、twitterやinstagramは別オプションとなるので、他のSNSも使い放題にしたい場合は申し込みしましょう。
データフリーのメリット②ギガを使い切っても使える
あまり知られていませんが、低速時でも対象SNSだけは高速通信で使えます。
例えば、5GBに契約していたら毎月5GB分しか使えません。5GB使い切ったら月が変わるまで低速になってしまいます。
しかし、LINEモバイルなら低速になっても対象SNSであれば高速のままなのです。
これなら、データ容量に気を使うことなく使い放題できますね。
データフリーのメリット③テザリングもデータフリー対象
テザリングとは、スマホをWiFiルーターのようにして使える機能のことです。
LINEモバイルでは、テザリングしているときの通信もテザリング対象となります。
LINEモバイルで契約しているスマホから電波を飛ばして使っているので、対象SNSであればデータ容量が加算されません。
もちろん、YouTubeの利用やネットの閲覧などはデータ容量を消費しますが、SNSはデータフリーのままです。
オプションごとのデータフリー対象SNS
LINEモバイルは、基本料金プランにデータフリーオプションを加えることで、対象SNSが使い放題になります。
容量 | データSIM SMS機能付 | 音声通話SIM |
---|---|---|
500MB | 600円 | 1,100円 |
3GB | 980円 | 1,480円 |
6GB | 1,700円 | 2,200円 |
12GB | 2,700円 | 3,200円 |
LINEモバイルの基本料金はこの表のとおりです。
LINEアプリは最初から無料でデータフリー対象。通信や通話が使い放題です。
オプション | 月額 | 対象SNS |
---|---|---|
SNSデータフリー | 280円 | LINE・twitter・Facebook |
SNS音楽データフリー | 480円 | LINE・twitter・Facebook・instagram・LINE MUSIC |
LINEに加えて、twitterやfacebookなど、よく使われるSNSなら月額280円追加するだけでSNSデータフリーが使えます。
各オプションごとに、データフリーになる対象SNSを詳しく紹介します。
LINEデータフリー(月額0円):LINEがデータフリー
まず、無料でついてくる「LINEデータフリー」オプション。
こちらは、LINEモバイルの基本料金+無料でLINEアプリが使い放題にできます。
LINEモバイルは基本料金も安いので、単純に安く使いたい方におすすめです。
SNSデータフリー(月額280円):LINE・twitter・facebookがデータフリー
月額280円加えることで使えるのが「SNSデータフリー」。
データフリー対象は、LINEに加えてtwitter・facebookと一気に増えます。
SNSデータフリーを加えた料金イメージは次のとおり。
容量 | データSIM SMS機能付 | 音声通話SIM |
---|---|---|
3GB | 1,260円 | 1,760円 |
6GB | 1,980円 | 2,480円 |
12GB | 2,980円 | 3,480円 |
月額料金は280円分高くなりますが、利用者の多いtwitterやfacebookが使い放題になるのはメリット。
これらをよく使う方によっておすすめの料金プランです。
注意
「SNSデータフリー」を選んだ場合、500MBは選択できません。
SNS音楽データフリー(月額480円):instagramとLINE MUSICが追加
月額480円加えることで使えるのが「SNS音楽データフリー」。
LINE・twitter・facebookのSNSに加えて、instagramとLINE MUSICがデータフリー対象になるのがこのオプションです。
LINE MUSICは、約6,000万曲近い曲が聴き放題できるサービス。
通常月額960円かかりますが、LINEモバイルなら特別価格の825円で契約できます。
※オプション料金に、LINE MUSICの利用料が含まれているわけではないので注意して下さい。
SNS音楽データフリーを加えた料金イメージは次のとおり。
容量 | データSIM SMS機能付 | 音声通話SIM |
---|---|---|
3GB | 1,460円 | 1,960円 |
6GB | 2,180円 | 2,680円 |
12GB | 3,180円 | 3,680円 |
月額料金は高くなりますが、インスタやLINE MUSICをたくさん使う方にとってはおすすめです。
特に、インスタは画像を多く使うこともあってギガ容量を消費しがち。
instagramメインに使う方なら、ギガ容量を低めに契約すれば、結果的に携帯料金は安くできます。
注意
「SNS音楽データフリー」を選んだ場合、500MBは選択できません。
各SNSごとのデータフリーにできる範囲と範囲外
いくらデータフリーで使えるとはいえ、SNSごとにデータフリーにできる機能とできない機能があります。
各SNSごとに、データフリーの対象・対象外をまとめました。
LINEのデータフリー範囲・範囲外
LINEのデータフリー対象
- テキスト・音声メッセージ・スタンプ・画像・動画・その他ファイルの送受信
- 音声通話・ビデオ通話
- LINE Outの利用
- 「タイムライン」での投稿・カメラ・リレーの利用、閲覧
- 「友だち」の閲覧、友だち追加
- 「ニュース」トップ・カテゴリの閲覧
- 「ウォレット」トップの閲覧
- スタンプ・着せかえのダウンロード
- アカウント設定
日常的に使うLINEの機能はほとんどがデータフリーの対象です。
逆に、データフリーの対象外となる機能は次のとおり。
LINEのデータフリー対象外
- 外部リンクへの接続
- グループ内Liveの利用
- 「ニュース」詳細の閲覧
- スタンプショップの利用
- 着せかえショップの利用
- LINE Pay・送金・コード支払いコードリーダー・請求書支払い・LINEポイントの利用
- オープンチャットの利用
- LINEが提供する他サービスの利用
1番上の外部リンクの接続とは、たとえば友達からURLが送られてきてそれを開く場合ですね。
1番下のその他サービスは例えば、LINEマンガやゲームの利用が挙げられます。
こういったアプリは、あくまでLINEとは違うサービスなので仕方ありません。
LINEで主に使う機能はほぼ全てデータフリーの範囲です。
twitterのデータフリー範囲・範囲外
twitterのデータフリー対象
- ツイートの投稿・ツイッターの機能を使って投稿されたツイートの閲覧(画像・動画含む)
- トレンド・モーメント・通知・メッセージの利用
- プロフィール・設定とプライバシーの編集
- ウェブブラウザでの利用
通常のtwitterを閲覧する分はすべてデータフリーの対象です。
逆に、データフリーの対象外となる機能は次のとおり。
twitterのデータフリー対象外
- 外部リンクへの接続
- ツイートに含まれるYouTubeなど動画サイトの閲覧
- 公式アプリ(Twitter,Inc.が提供)以外の利用
- ライブ動画(Periscope)の配信、閲覧
LINE同様、twitterでURLを開く場合はデータフリー対象外です。
日常的に使う分には、こちらもほぼ全てデータフリー対象となっています。
facebookのデータフリー範囲・範囲外
facebookのデータフリー対象
- フィードの閲覧、投稿(画像・動画含む)
- リクエスト・お知らせ・その他の閲覧、利用
- プロフィール・設定とプライバシーの閲覧、編集
- ウェブブラウザでの利用
facebookも日常使う機能はほとんどデータフリーの対象です。
逆に、データフリーの対象外となる機能は次のとおり。
facebookのデータフリー対象外
- 外部リンクへの接続
- 投稿に含まれるYouTubeなど動画サイトの閲覧
- ライブ動画の配信、閲覧
- Messengerの利用
facebookも、facebookから開くURLはすべてデータフリー対象外となります。
また、facebookには「Messenger」というメッセージをやり取りする機能がありますが、こちらも対象外です。
当然、Messengerで行う音声通話やビデオ通話もデータフリー対象外となります。
Instagramのデータフリー範囲・範囲外
Instagramのデータフリー対象
- タイムラインの閲覧、投稿(画像・動画含む)
- ストーリーズの閲覧、投稿
- 検索の利用(画像・動画含む)
- アクティビティの利用
- メッセージの利用
- プロフィールの閲覧、編集
- ウェブブラウザでの利用
インスタも、日常的に使う機能はすべてデータフリーの対象です。
逆に、データフリーの対象外となる機能は次のとおり。
Instagramのデータフリー対象外
- 外部リンクへの接続
- ライブ動画の配信、閲覧
インスタは対象外となる機能は結構少ないです。他のSNSとも共通している機能ですね。
インスタで外部リンクを開くことはそんなに多くないので、データフリー対象としてはかなり便利です。
LINE MUSICのデータフリー範囲・範囲外
LINE MUSICのデータフリー対象
- ホーム・カテゴリ・検索・マイミュージックの利用
- 音楽・音声の視聴
- オフライン再生のための音源保存(楽曲のダウンロード)
LINE MUSICも日常よく使う機能はすべてデータフリー対象です。
特に、オフライン再生のためのダウンロードもデータフリーなので、電波が入らないところでも聴けるようになります。
逆に、データフリーの対象外となる機能は次のとおり。
LINE MUSICのデータフリー対象外
- ミュージックビデオの再生
LINE MUSICの場合、ミュージックビデオの再生だけがデータフリー対象外です。
ただ、注意点としては音質設定の推奨が「音質-中」となっていること。
「音質-高」で長時間聴くと、通信制限の対象となる場合があるので注意しましょう。
LINEモバイルのデータフリーを使う上での注意点
続いて、データフリー機能を使うときの注意点をまとめます。
- 基本的に外部リンクの接続やライブは対象外
- twitterやインスタの外部アプリやLINEの関連アプリは対象外
- データフリーを一定時間に大量に使うと制限がかかる
- 海外ではデータフリーにならない
基本的に外部リンクの接続やライブは対象外
先ほども紹介しましたが、全SNSに共通して外部リンクを開くのはデータフリーの対象外です。
外部リンクまでデータフリーの対象としてしまうと、ブラウザではなくSNSから開けばOKと抜け穴になってしまうからですね。
また、SNSを通してライブ配信やライブ閲覧をする場合もデータフリー対象。
ほかにもSNSごとにデータフリー対象外となる機能はあるので、確認しておきましょう。
twitterやインスタの外部アプリやLINEの関連アプリは対象外
twitterやインスタには、公式アプリ以外にも非公式アプリが存在します。
例えば、twitterならJanetterやEchofonです。非公式アプリのほうが便利!という方もいますが、データフリーにおいては対象外なので公式アプリを使いましょう。
また、LINEマンガやLINEのゲームなど、LINE関連アプリもデータフリー対象外です。
ツムツムやLINEポコポコなど人気のゲームもデータフリーではないので注意しましょう。
データフリーを一定時間に大量に使うと制限がかかる
SNS使い放題なのは魅力ですが、だからといって使いすぎると速度制限がかかることがあります。
LINEモバイル公式のデータフリーに係る説明書には、以下のような記載があります。
データフリー機能の利用により、他のお客様のご迷惑となるような、大容量のデータの継続的な送受信などを行った場合に、一時的に通信を制限する場合があります。
例えば、LINEのビデオ通話を何時間もしたり、SNSに動画を大量にアップするといった使い方をしなければ問題ありません。
月30GB程度なら問題ない報告もあるので、よっぽどの使い方をしない限り大丈夫そうです。
海外ではデータフリーにならない
LINEモバイルのデータフリーが適用されるのは国内においてのみ。
海外で通信した場合、データフリーにはならないので注意しましょう。
というより、海外に行く場合は国際ローミングで料金が高額になってしまいます。
海外に行く場合、レンタルWiFiか海外用SIMを使うようにしましょう。
LINEモバイルのデータフリーまとめ
LINEモバイルのデータフリー
- 対象SNSはギガ消費なしで使える
- 低速通信時も対象SNSは高速通信で使える
- テザリングもデータフリー対象
- SNS内から外部リンクの接続は対象外
- 非公式アプリやLINEマンガ、ゲームも対象外
以上、LINEモバイルのデータフリーの範囲や注意点を解説しました。
LINEモバイルはいいぞ… LINE、Twitter、インスタがGB食わないので、実質YouTubeとSafariくらいしか通信してない!笑 Twitterが通信食わないの良くない?笑 毎月(家会社Wi-Fiあり)5GBで十分余る!
SixTONES / Imitation Rain Telephone NEW WORLD— すみれ💎 (@SixMILE_vote) January 20, 2020
今日からLINEモバイルにしました
Twitterのパケットカウントされないので覗いてばっかりになりそうで怖いです— Yeti a.k.a. Sasquatch (@PUBGnoYeti) January 17, 2020
LINEモバイルだからLINEと主要SNSがパケット消費しないのが、今回本当に有難い。家族と連絡取るのに必要だし、Twitter無いと孤独死するからさ😇
— ジョン助@1y7m&32w (@johnson_no_suke) January 22, 2020
LINEモバイルのおかげでTwitterとLINEとInstagramは無限にできる
— 生活必需品 (@okushiri100) January 19, 2020
データフリー対象外になることもありますが、よく使うSNS機能は全てデータフリー対象です。
LINEモバイルへの乗り換え自体もすごく簡単なので、下記記事を参考に是非チャレンジしてみて下さい!
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