
ソフトバンク運営で、LINEギガフリーでギガ消費が節約できるLINEMO(ラインモ)。
かたや、au運営でトッピングオプションで好きにカスタマイズできるpovo(ポヴォ)。
2つの格安SIMを比較した時、どっちを選べばいいのか?迷いがちです。
おすすめが知りたい方のために、料金やサービス、通信速度など5つのポイントからLINEMOとpovoを比較してみました。
比較ポイント
- 料金プラン…安さやプランの豊富さ
- 充実度…格安SIMとしての使いやすさやメリットの多さ
- 速度…通信速度の比較
- サポート…カスタマーサポートの総合比較
- 解約…解約がしやすいか、最低利用期間や解約金について比較
この記事の目次
LINEMOとpovo徹底比較
LINEMO | povo | |
---|---|---|
料金 | ||
充実度 | ||
速度 | ||
サポート | ||
解約 |
比較において、「料金プラン」「充実度」「速度」「サポート」「解約」の5点について比較しました。
冒頭でも紹介したように、各項目については、次のような内容となっています。
- 料金プラン…安さやプランの豊富さ
- 充実度…格安SIMとしての使いやすさやメリットの多さ
- 速度…通信速度の比較
- サポート…カスタマーサポートの総合比較
- 解約…解約がしやすいか、最低利用期間や解約金について比較
結論から言うと、LINEMOとpovoの選び方は次のようになります。
それでは、どうしてこういう選び方になるのか各項目で比較しながら詳細を解説します!
LINEMOとpovo比較1.料金プラン
LINEMO(ラインモ)とpovo(ポヴォ)の料金を比較すると次のようになります。
LINEMOの料金プラン
容量 | 料金 |
---|---|
3GB | 990円 |
20GB | 2,728円 |
LINEMOはシンプルにこの料金プラン。少ないギガか多めのギガかわかりやすく選びやすいプランになっています。
LINEMOはソフトバンクブランドなので、回線はソフトバンク回線です。
povoの料金プラン
容量 | 料金 |
---|---|
0GB | 0円 |
1GB 7日間 | 390円 |
3GB 30日間 | 990円 |
20GB 30日間 | 2,700円 |
60GB 90日間 | 6,490円 |
150GB 180日間 | 12,980円 |
使い放題 24時間 | 330円 |
povoはトッピングといって、基本は0ギガ0円、ここに必要なギガに応じて追加していきます。
例えば、3GB必要な方は3GBをトッピング、まとめてギガを買っておきたい方は150GBをトッピングしておく、といった感じです。
3GBや20GBは30日間ですが、60GBはほぼ3ヶ月、150GBともなると約半年間使えます。先に150GB買っておいて半年間過ごす、といった使い方もできるわけです。
こういった使い方をしておけば、LINEMOより充分安く使えるのがpovoの魅力です。
安いのはどっち?使い方に応じて変わる
通信容量 | LINEMO | povo |
---|---|---|
1GB/7日間 | - | 390円 |
3GB/月 | 990円 | 990円 ※30日間 |
20GB/月 | 2,728円 | 2,700円 ※30日間 |
60GB/90日間 | - | 6,490円 |
150GB/180日間 | - | 12,980円 |
無制限/24時間 | - | 330円 |
speech_bubble type="rtail" subtype="R1" icon="shimura.jpg" name="しむりん"]ポヴォはトッピング形式で特殊だからね。[/speech_bubble]
3GBは同じ、20GBもほぼ同じです。ただ、見逃してはいけないのが、povoの20GBは30日間と決まっている点。
LIMEMOは毎月20GBなので、31日も30日も20GBです。その点、povoは追加した日から30日経過するまでなので注意しましょう。
ただ、povoの60GBと150GBは1ヶ月換算すると約2163円(6,490円÷3ヶ月、12,980円÷6ヶ月)です。1ヶ月単位でみるとpovoも安く使えるので、料金で比較するとわかりづらいですが使い方次第です。
注意
povoは、180日間支払いがないと利用停止があるので注意しましょう。150GBは180日間が有効期限なので、有効期限が切れる1日前とかに新たにチャージしておく必要があります。
通話が安いのは?使い方次第でどちらか変わる
格安SIM | 通話オプション |
---|---|
LINEMO |
|
povo |
|
LINEMOもpovoも、5分かけ放題や無制限かけ放題の料金はまったく同じです。ただ、初年度割引がある分、LINEMOの方が安くできます。
また、LINEMOにはLINEギガフリーといってLINE利用でギガを消費しない特典があります。
LINEギガフリーを使えばLINE通話もギガ消費しないので、通話料も発生せずお得。通話料金だけでみると、LINEMOの方がはるかにお得です。
LINEMOとpovo比較2.充実度
次に、LINEMOとpovoは格安SIMとしてどちらが充実しているかを比較していきます。
LINEMOのメリット
LINEMOのメリット
- LINEギガフリーが便利
- 3GB・990円が激安
- かけ放題が初年度割引
- LINEスタンプ900万種類以上が使い放題
- ギガを使い切っても最大1Mbps
- eSIMや5Gに対応
- 2年縛りや解約金がない
- 口座振替やソフトバンクまとめて支払いに対応
- LINE上でデータ残量や利用金額の確認ができる
- LINEの年齢認証ができる
- ソフトバンク回線なので速い
povoのメリット
ahamoのメリット
- トッピングで自由度が高い
- 選べるギガも1GB~150GBと幅広い
- 24時間限定のギガ使い放題が使える
- 5分かけ放題・無制限かけ放題が使える
- コンテンツトッピングでDAZNが使える
- ギガが貯まるギガ活ができる
- 13歳以上でも契約できる
- eSIMや5Gに対応
- 2年縛りや解約金がない
- 口座振替に対応
- au回線なので安定して速い
LINEMOはLINEがギガ消費なしで使える
LINEMOの1番の特徴は、LINEアプリを使うときのギガ容量がないこと。
LINEアプリ利用時、トークはもちろん、音声通話もビデオ通話もギガ消費しません。
LINEMOは+550円で5分かけ放題、+1,650円で無制限かけ放題が追加できますが、通話がLINEメインという方は必要ないわけです。
LINEアプリでギガ消費しないので、通話料を大幅に節約できます。ギガを動画やネットサーフィンなど他のことに使えば、3GBの契約で充分になるわけです。
トッピングが自在でギガ活もできる
povoはギガがトッピングできるだけでなく、かけ放題やコンテンツトッピングといった機能もあります。
- DAZN使い放題:760円/7日間
- smash.使い放題:220円/24時間
DAZNはスポーツ中継が見放題できるサービス、smash.は音楽やドラマなど映像が楽しめるサービスです。
毎月のサブスクではなく、使いたい時だけ使えるのは便利。これもpovoならではです。
また、povoにはギガ活といって店舗利用でギガが貯められる特典もあります。
例えば、ローソンやすき家でau PAY500円以上利用すると、300MBがもらえるわけです。自在に楽しめるのが、povoの魅力といって良いでしょう。
povoLINEMOとpovo比較3.通信速度
次に、LINEMOとpovoの速度面を比較していきます。
それぞれ、時間帯ごとに計測した実際の通信速度をまとめます。
時間帯 | LINEMO | povo |
---|---|---|
12時台 | 42.00Mbps | 47.59Mbps |
16時台 | 40.24Mbps | 43.94Mbps |
19時台 | 31.42Mbps | 52.89Mbps |
povoの数値はどれもLINEMOの倍以上。とはいえ、LINEMOと比較しても少し速いくらいで、差をつけているのは19時台です。
この差であれば、人間の体感速度としてはさほど変わりはないでしょう。というのも、少し速く感じるほどで、人間の体感速度に数字の差がそのまま反映されるわけではないのです。
povoの速度はau回線の恩恵を受けているからこそ。よほど速度にこだわりがない限り、どちらもほぼ同じような速度と考えて良いでしょう。
povoLINEMOとpovo比較4.サポート
次にサポート面の比較です。困ったとき、トラブルがあったときどこまでサポート体制が整っているか?を比較していきます。
LINEMOはオンラインのみ
LINEMOのサポート体制
- 電話(盗難や紛失時のみ)
24時間・年中無休 - LINEかんたんヘルプ
LINE公式アカウントで対応。 - メール・チャット
公式サイトからお問い合わせフォーム・チャットが利用可能 - 店舗はなし
LINEMOは基本的に店舗がなく、オンラインにての対応となります。
大手キャリアの格安ブランドであるahamo・povo・LINEMOは基本的に店舗対応がない分安くなっているという特徴があります。
実店舗や有料オプションなどはありませんが、LINEチャットでも十分親切に答えてくれるので活用しましょう。
ただ、実店舗がない分サポート力は弱めです。
povoもオンライン中心
povoのサポート体制
- 有人チャット・お問い合わせフォーム
なんとpovoはメールや電話での問い合わせができません。LINEMOよりはるかに選択肢が少ないです。
もちろんauショップでも対応できないので、サポートに期待しないほうが良いでしょう。
サポートに不安がある方は楽天モバイルがおすすめ
LINEMOもpovoも、チャットや電話が中心で店舗で直接聞く、ということができません。
ここに不安を感じる方は多いでしょう。
そこでおすすめなのは楽天モバイルです。
店舗数は全国500店舗を超えています。さすがにドコモ・au・ソフトバンクにはかないませんが、格安SIMの中ではトップクラス。
直接サポートがほしい方は、楽天モバイルがおすすめです。
LINEMOとpovo比較5.解約金や最低利用期間
最後に、解約金や最低利用期間について比較していきましょう。
LINEMO | povo | |
---|---|---|
最低利用期間 | なし | なし |
解約金 | なし | なし |
LINEMOもpovoにも最低利用期間や解約金はありません。
どうしてもどちらかで迷っている方は、試しに使ってみて合わなければもう一方に乗り換え、というのもありです。
ただし、povoの場合はトッピングに有効期限がついています。有効期限内に解約してしまうともったいないので、お試しで使う方は7日間の1GBにとどめておきましょう。
LINEMOはこんな人におすすめ
- 毎月3GBや20GBを使っていきたい
- 通話はそこまで使わないかLINE通話中心
- LINEをたくさん使う
LINEMOの一番の魅力はLINE使い放題であることです。ソフトバンクやY!mobileからの乗り換えなら一切お金がかからないのもメリット。
20GBはpovoよりもちょっとだけ高いですが、通話をLINEでやれば通話料もかかりません。
各ギガに有効期限があるpovoとは違い、毎月決まったギガが使えます。
ソフトバンクを安く使いたい方はもちろん、LINE中心で使いたい方にもおすすめです。
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povoはこんな人におすすめ
- 毎月使う分カスタマイズしたい
- DAZNなども楽しみたい
- 20歳未満13歳以上の方
povoは、自分が使いたい分だけギガがチャージできるのがメリットです。
例えば、最初に150GB入れておいて、半年間ゆっくり使うこともできます。iPadなど、使いたいときに使う分チャージしておくのにも使えます。
また、エンタメトッピングを使えばDAZNなどエンタメも楽しめるのが特徴。
ちょっと特殊な使い方ではありますが、トッピングを楽しみたい方におすすめです。
結論…LINEMOとpovoはどちらが良いか?
LINEMO | povo | |
---|---|---|
料金 | ||
充実度 | ||
速度 | ||
サポート | ||
解約 |
以上、LINEMOとpovoを比較しました。
LINEも含めて安く使いたい⇒LINEMOがおすすめ
トッピングしながら使いたい⇒povoがおすすめ
というのが後悔しない選び方です。
LINEMOは何よりLINEギガフリーで、通話も含めて安く使えます。LINE使い放題ということを考えると、20GB以上は使えるわけです。
povoはこれまでの携帯電話の常識を覆すような使い方。使いたい分だけチャージしておけば良いので、メインのスマホだけでなく、iPadなどにも使えます。
チャージなんて毎回面倒という方は、LINEMOで間違いありません。povoはチャージ形式が合う方向けです。
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