
IIJmioで、ついに使えるようになった「eSIM(イーシム)」サービス。
「eSIM(イーシム)」は知れば知るほど便利なサービスですが、
どんなサービスなのかわからない・・・
どういう人がeSIM(イーシム)を使うとお得なの?
と、不明点だらけの方も多いはず。
簡単にいえば、eSIMとはSIMカードの差し替えなしで通信できるサービスで、今お使いの携帯会社を解約することなく追加で使えます。
解約せずに使えるという点が1番のメリットで、料金の節約にもつながりますし、これからどんどん普及することが予想されます。
この記事では、そんなIIJmioのeSIM(イーシム)の概要から、どんな人におすすめかまで紹介しました。
この記事の目次
IIJmioで使える「eSIM(イーシム)」とは?
通常、スマホで通信するには、SIMカードをささないと使えません。
携帯会社を乗り換える際も、前の携帯会社のSIMカードを引き抜いて、新しく契約した携帯会社のSIMカードをさすことで使えるようになります。
「eSIM(イーシム)」は仕組みが違っていて、スマホに最初から組み込まれているチップ型SIMカードを使うことで、SIMカードの入れ替えなしに使うことができるのです。
ではそれが一体何の得があるのかというと、メインで契約している携帯会社の契約容量を減らせるということです。
メインは1GBにして、1GB使い切ったらIIJmioのeSIM(イーシム)の容量を使う、という使い方ができます。
この後解説しますが、IIJmioのeSIMは2GBから使えて月額440円。今お使いの携帯会社を1GBまで減らしても、3GB使えます。
IIJmioのeSIM(イーシム)について
「eSIM」について解説したところで、IIJmioの「eSIM」プランについて紹介してきます。
容量は通常プランと同じで、料金はかなり安く設定されています。
eSIMの料金
初期費用 | 3,300円 |
---|---|
発行手数料 | 220円 |
月額料金 | 2GB:440円/月 4GB:660円/月 8GB:1,100円/月 15GB:1,430円/月 20GB:1,650円/月 |
eSIMはドコモ回線のため、ドコモのネットワークを使っています。
初期費用として3,300円+220円かかりますが、3,300円の初期費用は1円にできるキャンペーンを実施していることが多いです。
キャンペーンを利用すると初期費用が221円ですむので、ぜひ活用しましょう。
キャンペーン詳細については「IIJmioの最新キャンペーン」をご覧ください。
eSIMプランに対応している機種
IIJmioのeSIMプランは、スマホに最初から組み込まれているチップ型SIMカードを読み込むことで使えるようになります。
そのため、チップ型SIMカードがないスマホはeSIMプランに契約できません。
スマホ | タブレット |
---|---|
iPhone 11 | iPad mini(第5世代) |
iPhone 11 Pro | iPad Air(第3世代) |
iPhone 11 Pro MAX | 11インチiPad Pro |
iPhone XS | 12.9インチiPad Pro(第3世代) |
iPhone XS MAX | Surface Pro LTE Advanced |
iPhone XR | ASUS TransBook Mini T103HAF-LTE |
Google Pixel 4 | ASUS TransBook Mini T103HAF-GR079LTE |
eSIM自体が最新の技術ということもあって、対応端末が少ないのはデメリットです。
とはいえ、今後はeSIM搭載が基本になることは間違いありません。
eSIMを使うにはSIMロック解除が必要
IIJmioでeSIMプランを使うなら、事前に「SIMロック解除」が必要になります。
SIMロック解除すると、他の携帯会社のSIMカードも使えるようになります。引き続き今の携帯会社は使えるので安心してください。
SIMロック解除方法ですが、店舗でSIMロック解除すると手数料3,300円取られてしまうので、マイページからやるのがおすすめ。
どれも3分程度で完了する簡単な手続きなので安心してください。
eSIMでできること・できないこと
IIJmioのできること・できないことは上記のとおりです。
電話やSMSが使えないのは、eSIMプランがデータ通信SIMのため。音声通話機能がないデータSIMだからです。
通話機能はありませんが、メインのSIMカードで通話はできるので問題ありません。
eSIMはあくまでメイン回線があった上での副回線として使えるものです。
eSIMのこんな方におすすめ
IIJmioのeSIMプランは、主にキャリア回線をメインに使いつつ携帯料金を節約したい方におすすめです。
ベータ版がおすすめの方
- メイン回線と合わせて安く使いたい方
- 毎月2GB+メイン回線分は使う方
- 格安SIMをお試しで使ってみたい方
メイン回線を1GB程度に抑えておけば、6GBと合わせて使っても安く済みます。
ドコモの場合 | |
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7GB ギガライト(7GB) | 5,980円/月 |
7GB ギガライト1GB+eSIM6GB | 4,500円/月 2,980円(1GB)+1,520円(6GB) |
auの場合 | |
7GB フラットプラン7プラスN | 5,480円/月 |
7GB ピタットプラン1GB+eSIM6GB | 4,500円/月 2,980円(1GB)+1,520円(6GB) |
ソフトバンクの場合 | |
5GB ミニモンスター | 8,480円/月 |
7GB ミニモンスター1GB+eSIM6GB | 4,500円/月 2,980円(1GB)+1,520円(6GB) |
ソフトバンクはちょっと特別ですが、ドコモやauなら7GB使うよりも、1GBにとどめてeSIMで使う方がお得になっています。
大手キャリア+IIJmioのeSIMなら、わざわざ乗り換えの手間なく安くできるのでおすすめ。
キャリアメールもそのまま使えますし、乗り換え作業もなくて簡単です。
ただ、7GB使うならIIJmioの8GBプランが1,100円で使えるので、そちらのほうがお得です。
まずはeSIMで格安SIMの使い勝手を知って、そこからIIJmioに乗り換える、というやり方もおすすめです。
eSIMの始め方・申し込み方法
それでは、IIJmioのeSIMプランに申し込む手順を紹介していきます。
まずは下記ボタンからIIJmio公式ページに進みましょう。
公式ページを開いたら、緑色のボタンをタップします。
続いて「mio会員登録・お申し込み」ボタンをタップして、申し込みステップを進めましょう。
IIJmioのeSIMはSIMカードが届くのを待つ必要がないので、申し込みが終わったらそのままアクティベーション手続きに進みます。
既にIIJmioを使っている方はメールアドレスとパスワードを入力してログインボタンをタップして申し込みを完了させましょう。
- STEP1「モバイル通信」をタップ
iPhoneの設定アプリを開き、「モバイル通信」をタップします。
- STEP2「モバイル通信プランを追加」をタップ
続いて、「モバイル通信プランを追加」をタップします。
- STEP3QRコードを読み取る
QRコードのスキャン画面が表示されるので、eSIM専用QRコードを読み取ります。
eSIM認証のアクティベーション用QRコードは、1度しか使えないので注意しましょう。
- STEP4「モバイル通信プランを追加」をタップ
読み取り完了後、ページ下部の「モバイル通信プランを追加」をタップします。
- STEP5OKボタンをタップ
ポップアップが表示されたらOKボタンをタップします。
- STEP6副回線の選択
「デフォルト回線」では、「副回線をモバイルデータ通信にのみ使用」を選択します。
これでデータ通信はeSIM、電話はメインの物理SIMでの切り替えができるようになります。
「モバイル通信」の画面に戻り、「デフォルトの音声回線」が「主回線」となっていればOKです。
ここが「副回線」になっていると電話が使えないので、その場合はタップして「主回線」に変更しましょう。
- STEP7モバイル通信の切り替え
続いて「モバイルデータ通信」をタップして、「モバイル通信の切り替え」をONにすれば完了です。
主回線と副回線のアンテナが左上に立っているのがわかります。
ちなみに、接続がうまく行かなくても、絶対に「モバイル通信プランを削除」は押さないようにしてください。
削除してしまうと、再発行手数料2,000円がかかってしまいます。
設定がうまくいかない場合は必ずサポートに連絡しましょう。
Androidは現状「Google Pixel 4」しか対応していないため、下記にまとめました。
該当する方はタップしてご確認ください。
ちなみに、モバイルデータ通信はいつでも主回線と副回線の切り替えができます。
「設定」アプリ→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」で主回線・副回線の切り替えができます。
昼や夜の時間帯など、混雑時に遅いなと感じたときは、主回線に切り替えてもよいでしょう。
ただ、そのまま忘れて主回線のままにしておくと、eSIMの意味がないのでまた戻しておきましょう。
eSIMの解約方法
eSIMは解約も簡単です。SIMカードの返却も必要ありません。
IIJmioのマイページにログインし、下の方に解約手続きがあるのでそこから解約できます。
なお、解約手続きを完了した時点ではあくまで解約の予約。解約完了する日は月末となります。
月初に解約手続きした場合でも、月末まで請求が発生するので、解約したい場合は早めに手続きしましょう。
最低利用期間は、利用開始日の翌月末までです。
最大でも2ヶ月間しかないので、お試しで使うのも十分な期間です。
eSIMを利用する上での注意点
eSIMを使う上での注意点をまとめました。
注意点1.申し込みにはパソコンやタブレットが必要
eSIMの利用開始ステップでも紹介しましたが、IIJmioで申込んだ後QRコードを読み取らなければいけません。
QRコードをスマホで開いても読み取ることはできないので、QRコードを読み取るためのパソコンやタブレットが必要です。
ただ、QRコードを読み取ってからはすぐに設定は終わるので、準備さえすれば簡単です。
注意点2.事前にSIMロック解除をしておくこと
eSIMを使うには、スマホのSIMロック解除をしておくことが必要です。
appleストアで購入したiPhoneであれば最初からSIMロック解除されていますが、キャリアで買ったiPhoneであれば事前にSIMロック解除しておきましょう。
注意点3.どんなときでもプロファイルを削除しないこと
「設定」アプリ→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」でIIJmioのeSIMが確認できます。
もし設定がうまくいかずつながらない場合でも、eSIMのプロファイルを削除してはいけません。
削除してしまうと、2,200円の手数料を支払う必要が出てきます。
海外旅行などでメインのSIMカードを海外用SIMに入れ替える、というような場合でも、eSIMはそのまま残るので安心して大丈夫です。
基本的に、eSIM契約後は触らないようにしましょう。
注意点4.時間帯によって速度が低下することがある
eSIMはドコモ回線を借りて使っていることもあり、12時~13時、17~20時くらいの時間帯は遅くなる場合があります。
その時間帯はWiFiを使うか、主回線に切り替えて使うことで対策しましょう。
速度がはやい主回線も使えることが、eSIMを使うメリットでもあります。
注意点5.機種変更する場合は手数料がかかる
IIJmioのeSIMプランは、一度QRコードを読み込むと他の端末に変更することはできません。
もし機種変更する場合や、スマホが壊れてしまって交換する場合も再発行手数料2,200円を払う必要があります。
eSIMの再発行手順
- マイページにログイン
- 「ライトスタートプラン」を選択
- 再発行するSIMカード/SIMプロファイルで「eSIMベータ版」を選択
- 会員専用ページの「アクティベーションコード」ページに新しいQRコードが表示
IIJmioのeSIMについてまとめ
IIJmioのeSIMプラン
- スマホに埋め込まれているチップ型SIMを使うプラン
- 月2GB、440円から使える
- 副回線として使えるので、主回線の契約容量を減らせる
- 乗り換え手続きなし・QRコードを読み取るだけで利用可能
- SIMカードが届くのを待つ必要もなく、申込んですぐ使える
以上、IIJmioのeSIMプランについて紹介しました。
まだまだこれからなeSIMですが、乗り換え手続きもいらず大手キャリアの契約はそのままで使えるメリットが大きいです。
大手キャリアの契約プランを1番安いものにしてeSIMを使えば、毎月の携帯料金を相当減らすことができます。
最低利用期間も2ヶ月間しかなく、格安SIMのお試し感覚でも使えるので、ぜひ気軽に申込んでみましょう!
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