楽天モバイルに乗り換えたいのであれば、早ければ早い方がお得になります。なぜなら、大手キャリア(docomo/au/SoftBank)で契約し続けるほうが損ですからね。
大手キャリアだと2年縛りの方も多いと思います。2年縛りの間に解約すると・・・・・そう、高額な解約金(違約金)がかかってしまいますよね。
でも、安心して下さい。大手キャリアの解約金(違約金)を払っても、乗り換えたほうが結果的に節約につながります。どのくらい料金が変わるのか、説明していきますね。
楽天モバイルへの乗り換えは早い方がお得?
NTTdocomo・au・SoftBankの大手キャリアは基本的に2年縛りです。というのも、2年縛りがあるプランに入らないと、基本料金が割高になってしまうため、半ば強制的に2年縛りに加入しています。
この2年縛りがある間に解約すると解約手数料が発生してしまいます。俗に言う解約金だとか違約金と呼ばれているものです。これは大手キャリアは全て同じ値段で、9,500円+税となっています。
この解約金を避けるためには、2年縛りの契約期間が終わった後の2ヶ月間だけしかありません。契約更新月というものです。
そのため、注意せずにいると、携帯会社の乗り換えで解約金がかかってしまう・・・というのはよくある話なのです。
しかし、楽天モバイルへの乗り換えするにあたって、この解約金を払ってでもすぐに乗り換えた方が結果的に携帯料金が安くなることはご存知でしょうか?
料金をグラフにしてみました。
2年縛りはあっても早く乗り換えたほうがお得
比較は、iPhone7を利用していることが前提で、NTTドコモの5GBプラン+5分かけ放題と楽天モバイルの5GBプラン+10分かけ放題と、ほぼ同じ条件で比較しています。
解約金の9,500円も引いているので、リアルな数字となっています。
ドコモと楽天モバイルを同じ条件にすると、楽天モバイルに乗り換えると毎月2,238円お得になります。そのため、早い段階でドコモを解約して楽天モバイルで利用した方がかなり節約につながるわけです。
グラフを見ると分かる通り、契約月数が経つとお得になる金額も少なくなってきます。ドコモを使い続けると毎月約2,000円ずつお得になる金額がなくなるため、当然といえば当然です。
そういう意味でも、早めに乗り換えたほうがお得ですね。ただ、契約15ヶ月経ったとしても、残り半年もすればまた2年契約が始まるわけですから、このタイミングで乗り換えできるなら乗り換えてしまった方が断然良いです!
また、ドコモだけでなくauやSoftBankでもこれは同じで、更にiPhone6sやiPhoneSEなど、他のどのスマホでも早い時期に乗り換えた方がお得になることは変わりません!
2年縛りが終わりかけているなら少し待とう
契約21ヶ月目でキャリア契約を解約して楽天モバイルに乗り換えたとすると、逆に損してしまうことになります。
これは、確かに毎月2,238円お得にはなりますが、残り3ヶ月でお得になる金額が2,238円×3で6,714円にしかならず、解約違約金の9,500円の方が高く付いてしまうからです。
つまり、解約金を考えると、24ヶ月目が近い時期で楽天モバイルに乗り換えるのは節約につながりません。
更新月とは、2年縛りが終わった後の2ヶ月間ある解約金がかからない期間のことを言います。例えば、2014年4月が契約スタートであれば、2016年3月までが2年縛りで、その後2016年4月と5月が契約更新月となり、ここで解約しても9,500円の解約金は取られません。
逆にここで解約しないと、再び2016年6月から2年縛りが始まり、次の更新月は2年後の2018年6月と7月ということになってしまいます。
まとめ
以上、楽天モバイルに乗り換えるなら早い時期の方が節約につながることを説明しました。
結論としては、早ければ早い方が、解約金の9,500円を払ってもお得になる金額の方が大きいためお得ですが、2年契約があと3、4ヶ月と終わりに近づいている場合は更新月を待って乗り換える方がお得です。
なお、楽天モバイルに乗り換えるタイミングは月の中旬~月末辺りが、大手キャリアの料金と被らずお得になりますよ!