2020年4月より楽天モバイルは「Rakuten 最強プラン」に移行しました。
現在では、ここで紹介する「ベーシックプラン」は選べなくなっています。
「Rakuten 最強プラン」の詳細については「Rakuten 最強プランは本当にお得なのか徹底解説」の記事を参考にしてみてください。
基本料金も安く、楽天ポイントと連携できて便利な楽天モバイル。
ただでさえ安い楽天モバイルですが、更に安い「ベーシックプラン」があります。
この記事では、楽天モバイルのベーシックプランについて解説しています。
また、ベーシックプランの注意点や賢く使う活用方法についてもまとめたので、是非参考にしてみてください。
この記事の目次
楽天モバイルのベーシックプランについて
楽天モバイルのベーシックプランとは、「スーパーホーダイ」「組み合わせプラン」とあるプランのうち、「組み合わせプラン」にある1番安いプランです。
通話SIM | データSIM SMSあり | データSIM SMSなし | |
---|---|---|---|
ベーシックプラン | 1,375円 | 710円 | 578円 |
3.1GBプラン | 1,760円 | 1,122円 | 900円 |
5GBプラン | 2,365円 | 1,727円 | 1,450円 |
10GBプラン | 3,256円 | 2,618円 | 2,486円 |
20GBプラン | 5,225円 | 4,587円 | 4,455円 |
30GBプラン | 6,765円 | 6,072円 | 5,995円 |
1番上がベーシックプランとなります。
通話SIMでも1,375円とめちゃくちゃ安い料金です。これに通話料金が加わるわけですが、10分かけ放題(月額935円)を足しても2,100円にしかなりません。
SMSありのデータSIMは710円、SMSなしのデータSIMは578円と、1,000円を切る安さです。
ベーシックプランを使う上での注意点
ベーシックプランを使う上での1番の注意点は、速度が最大200kbpsしか出ない点です。
200kbpsがどれくらいかというと、ギガを使い切って月末まで速度制限がかかった状態と同じ。
高速通信がない分、低価格を提供できているわけです。
動画やゲームをやるには不便な速度ではありますが、簡単な通信なら問題なくできます。
ニュースサイトの閲覧、LINEのやり取り、Twitterの閲覧程度であれば、ベーシックプランでも可能です。
ベーシックプランを選ぶメリット
ベーシックプランの1番の魅力は最安ワンコインで運用できるという点。
SMSなしデータSIMで578円という料金は、他の格安SIMと比べてもめちゃくちゃ安いです。
安い・データ容量も使い放題と、速度が遅い点にだけ目をつむればかなり便利。
この後ベーシックプランはどんな人におすすめか紹介していきますが、重い通信をしない方にとってはこれ以上ないお得なプランといえます。
ベーシックプランはこんな人におすすめ
楽天モバイルのベーシックプランは、次のような使い方をする人にとってはおすすめのプランです。
- ほぼWiFi環境が使える方
- ゲーム専用で使いたい方
- 通話メインの端末が欲しい方
WiFi環境が使える方
ベーシックプラン+ポケットWiFiの運用もオススメです。
ポケットWiFiを携帯しておけば、常に高速回線が使えるため、ベーシックプランの遅さを回避できます。
ポケットWiFiを使えば、毎月7GBのデータ容量なら月額3,609円。
データSIMとあわせて使っても4,134円となり、大手キャリアの比べても2,000円~3,000円安くなります。
7GBの通信容量なら、楽天モバイルの5GBプランや10GBプランの方が安いですが、どうしてもお昼の時間帯は回線が混雑して遅くなりがち。
そういう遅さを回避したい!ということであればポケットWiFi+ベーシックプランはおすすめの組み合わせです。
また、GMOとくとくBBで提供されているポケットWiFiを使えば、契約開始から24ヶ月間は月額2,699円で使えます。
一番安いベーシックプランのデータSIMとあわせて使っても、3,224円とかなりお得な使い方ができるのです。
ゲーム専用で使いたい方にもおすすめ
楽天モバイルのベーシックプランは、パズドラやポケモンGOなど、ゲームアプリをメインで使いたい人にとってもおすすめ。
そこまで通信速度を求めないソシャゲであれば、スマホゲーム専用機としても運用できます。
ただ、ダウンロードのときや更新するときは速度が必要なので、その時だけはスタバやマクドナルドといったWiFi環境下で行いましょう。
通話メインで使う方
基本的に通話メインで使う方にもベーシックプランはおすすめです。
例えばご年配の方など、データ通信はメール程度で基本は通話中心という形であれば、ベーシックプランの速度でも十分。
むしろ他のプランよりも安く使えるので、通話オプションの「10分かけ放題」にさえ入っておけば大丈夫です。
ベーシックプランをもっと賢く使う活用法
ここでは、よりベーシックプランを賢く使う方法について紹介します。
速度が遅いデメリットはありますが、賢く使うことで料金が安いメリットを最大限活用できるんです。
データシェア機能を使えばよりお得になる
ベーシックプランは、楽天モバイルの「データシェア」を使えば、他の人から高速通信をもらうこともできます。
「データシェア」とは、楽天モバイルのギガ容量を他の人と共有できるオプション。月額100円で利用できます。
楽天モバイルにはデータ繰越機能がついていて、毎月使いきれなかったギガ容量は翌月に繰り越せるようになっています。
その繰越分を、他の人にあげることができるのが「データシェア」オプションです。
例えば、他の人が10GBに契約しておいて、自分はベーシックプランにしたとしましょう。
そして、翌月に繰り越した3GBをもらえば、その月は3GB分の高速通信を使うことができるわけです。
お父さんが10GB、お母さんが3.1GB、子供がベーシックプランにしておけば、両親の余った容量を子供が使うこともできます。
これなら家族の携帯料金もかなり節約できますね。
ベーシックプランはそもそも0GBプランのような位置づけなので、最初からギガを使い切った状態と同じ。
そのため、データシェアで余った容量さえもらえれば、その分は高速で使うことができるのです。
ただし、データシェアで共有するグループは、全員がベーシックプランという状態はできないので注意しましょう。
高速チャージを使えば高速通信も可能
データシェアを使わなくても、ベーシックプランで高速通信ができる方法があります。
それは、楽天モバイルで用意されている「容量追加パック」を活用すること。
楽天モバイルの高速チャージ
- 100MB→300円
- 500MB→550円
- 1GB→980円
「容量追加パック」は、通常ギガを使い切ったときにチャージして使うオプションですが、ベーシックプランでも使えます。
さすがに、500MBと1GBをチャージするのであれば、最初から3.1GBで契約するほうが結果的には安くなります。
しかし、100MB程度のチャージであればベーシックプランの方が安いです。
100MB程度あれば、動画を15分見るのに十分な消費量なので、重いアプリのダウンロードなど、いざという時活用すれば便利に使えます。
楽天モバイルのWi-Fiスポットを使う
楽天モバイルには、「楽天モバイルWiFi by エコネクト」という全国63,000箇所以上でWiFiスポットが使えるオプションがあります。
月額398円で利用でき、2ヶ月間無料で使えます。試しに使ってみて、自分の行動範囲にWi-Fiスポットがあるなら、ベーシックプランの遅さをカバーできます。
「楽天モバイルWiFi by エコネクト」については、別の記事で詳しく解説しているため、参考にしてみてくださいね!
料金プランについて補足
ベーシックプランについて解説したところで、料金表の補足をまとめます。
通話SIM | データSIM SMSあり | データSIM SMSなし | |
---|---|---|---|
ベーシックプラン | 1,375円 | 710円 | 578円 |
3.1GBプラン | 1,760円 | 1,122円 | 990円 |
5GBプラン | 2,365円 | 1,727円 | 1,595円 |
10GBプラン | 3,256円 | 2,618円 | 2,486円 |
20GBプラン | 5,225円 | 4,587円 | 4,455円 |
30GBプラン | 6,765円 | 6,072円 | 5,995円 |
通話SIMとデータSIMの違い、SMSあり・なしの違いを紹介します。
通話SIMとデータSIMの違い
通話SIMだとこれまで使っていた電話番号で通話ができ、ドコモ・au・ソフトバンクと同じ使い方ができます。
電話番号も変えることなく、楽天モバイルに乗り換えることが可能です。
一方、データSIMでは通話はできません。
SMSありとSMSなしの違い
LINEやfacebook、amazonなどのアプリを使う時、本人確認のためにSMSを使う時があります。
SMSに送られる数桁の番号をアプリに入力して、認証手続きを行うやり方です。SMSなしのデータSIMでは、この機能が使えません。
楽天モバイルの初期費用は
初期費用は、契約事務手数料で発生する3,733円のみです。
最小限の運用を考えると578円で使えるため、大手キャリアと比べて毎月5000円以上節約できます。
データSIMから音声通話SIMへの変更は1度解約しないといけない
仮にベーシックプランのデータSIMに契約したとして、後で通話SIMに変更したい!という場合は1度解約しないといけないので注意しましょう。
逆も同じで、通話SIMからデータSIMへの変更、データSIMから通話SIMへの変更はできません。
その場合は1度解約後、再び楽天モバイルに契約する必要があるので、余分な手数料がかかってしまいます。
申し込む際は、どちらか決めた上で申し込みしましょう。
楽天モバイルのベーシックプランの活用法まとめ
楽天モバイルのベーシックプラン
- 最安578円で使えるデータ使い放題プラン
- 速度は200kbpsで速度制限と同じ遅さ
- LINEやTwitterなどテキスト中心のやり取りなら問題なくできる
- データシェア・WiFi・データチャージなどと合わせて使うと便利
以上、楽天モバイルのベーシックプランの解説と、その活用方法を紹介しました。
ベーシックプランはほぼ500円で使え、通話をしたい方でも1,000円ちょっとで利用できます。
WiFiとあわせて使う方以外にも、電話メインの方や高速通信はほぼ使わないという方でもおすすめできるプランなので、毎月かかる携帯料金を少しでも節約したい方にはピッタリです!
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